2006年も、いよいよ残すところ本日のみ。大晦日であります。
というわけで、2006年のファッションを私なりに振り返ってみます。あくまで「私なり」なんで、若い人の流行とかちょい不良(ちょいワル)とかは知りません…。
2006年春夏
今年は、アメトラ(アメリカン・トラッド)が復活し始めた年といえると思います。キーワードは、「プレッピー」? 紺ブレ(ネイビー・ブレザー)を始めとするトラッドなアイテムの人気が、再興しました。
とはいうものの、まだ街では紺ブレとかあまり見ないような…(汗)。まあ、渋カジブームのときみたいに猫も杓子も紺ブレみたいな事態になっても困るんで、控えめなのはいいことだとは思います。
靴はデッキシューズといいたいところですが、これもまだあまり見なかったかな。
今年を代表するパンツといえば、カーゴパンツでしょうね。ベルトは、リボンベルト。
2006年秋冬
今年のアウターはウールに人気が集まる予想もありましたが、引き続きモンクレール(モンクレー、Moncler)を代表とするダウンが強いです。今から買うのなら、比較的落ち着いたデザインのものをオススメしたい。
とはいうもののウールアウターも復活気味でして、特にPコート(ピーコート)にかなり人気が集まっています。若い人は黒の丈短ベルベットジャケットの冬版としてPコートを選んでいる人が多い気がしますが、大人はあまり丈が短いのは選ばないほうがいいですよ。
ウールアウターといえば、ダッフルコートも復活。今季は、ショート丈のものが人気みたい。
マッキントッシュ(Mackintosh)やラベンハム(Lavenham)も、引き続き手堅く人気があります。
そうそう、バラクータ(Baracuta)も完全復活といっていいでしょう。細身にアレンジされたバラクータG9風ジャケットは、いろいろなブランドにて作られています。
2007年の展望
来年のことをいうと鬼に笑われそうですが、2007年の展望を。というか、単に私がこれから欲しいもの、着たいものだったりして。
- 靴は、キャンプモカシン(キャンプモック)に注目したい…。
- レッドウィング(Red Wing)のアイリッシュセッターのようなワークブーツも、気になる。
- ペニーローファーの復活はあるのか? まだ先か?
- セーターは、フェアアイル柄。
- パンツは、裾幅細めのものが徐々に人気を集めるか。もしくは、全体に太めのゆったりしたもの。
何だか、靴ばっかりだなぁ(汗)。全体的な展望なんて、私には思いつかないです…。
今後は1980年代のようなゆったりしたトップスも復活する予感がありますが、2007年はまだまだ盛り上がらないでしょう。
それでは皆さん、よいお年を…。
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この記事へのコメント
kazu
今年もよいよ大詰めですね。
晦日30日の銀座は年内一部セールを始めた無印やGAPが人また人...でした。
年明けには各セレクト・ショップも賑わうことでしょう。
『ペニー・ローファー』
昨今、季節のせいもあってか、
品良くペニーローファーを履いている人をトンと見かけません。
リーガルやハルタの高校生くらいかな・・・
ボトムスは俄にスキニーな一方、ルーズな腰履きの若者もまだまだ多く、
バランス的に靴デカ気味になるのでしょうか・・・
『’07年風、紺ブレ&ペニーローファー』
個人的にはIVYっぽいアメリカンと云うより、
少しポップなブリティッシュ・テイストをイメージしたりします(汗)
毎回どの記事も勉強になりつつ、楽しんで拝見させて頂きました。
blackwatchさんの新年も健康で楽しい年になりますように!
satoshi
ジャンル問わずクラシカルな服装が好みなので
トラッドを軸とした記事、いつも楽しみにしています。
2007年は何が流行するかわかりませんが
トレンドに流されず自分のスタイルを貫いていきたいですよね。
それではよいお年を。
blackwatch
kazuさん、こんにちは。
私も、冬はペニーローファーはあまり履かないですね。ボリュームがあるトップスを着ると、華奢な靴は合わせにくいので。その代わり、春夏はペニーローファーを履きまくりでした。流行らなくても、私は履きますよ(笑)。
ブリティッシュテイストで思い出したのが、イギリスの俳優のヒュー・グラント。彼なら、紺ブレとペニーローファーがよく似合いそうです。イギリス式のプレッピーは、ジャケットのデザインがちょっと違うのでしょうね。
satoshiさん、こんにちは。
流行を無視せず、それでいて流行に流されない。そんな精神で、ファッションを楽しんでいきたいと思っております。