
ピッティ・イマジネ・ウォモ(Pitti Immagine Uomo)は、イタリアはフィレンツェで毎年2回開催されるメンズファッションの見本市。世界中からファッション関係者が買い付けのために集まってきます。コンサバスタイルのためのファッションショー的な一面もあるといえるかな。
2013年秋冬の見本市が先日まで行われていましたので、その様子を見てみましょう。モードのショーと違って、実際にすぐ活用できそうな現実的な提案ばかりです。いまならセールで来年ぶんの先取り買いができるかも。
まずは、いつも頼りになりますビームス(Beams)の中村達也氏の記事から。
全体を見た感じでは、英国調の流れが続いていて、カジュアルよりはドレスクロージングの流れが強くなっている印象です。会場内もスーツを着た人や、ジャケットでもタイドアップした人達が増えています。
(中略)
英国調の渋めのモノからイタリア的な派手なモノまで、相変わらずチェックのジャケットは多いです。
(中略)
今シーズン多かったプリントのスカーフはさらに増えています。
今回のPITTIではジャケットやテーラードコートにタートルを合わせるディスプレイがかなり多く目につきます。来年の秋冬はタートルがニットのトレンドになりそうです。
とにかくチェックパンツ。コレを無くして来秋冬のパンツのトレンドは語れないと思えるほど、パンツブランドのブースはチェックパンツで溢れていました。
次は、雑誌メンズ・プレシャス(Men's Precious)のファッションディレクターを務める山下英介氏。この方は私より年下なのですが、流行を読む感覚の鋭い方だと思っています。
来季の秋冬のトレンド傾向は、ズバリ言って「色」です。
で、早速結論を述べさせていただきますと、中でも気になる2大カラーはオレンジ、カーキに近いグリーン。
というわけで、タートルネックセーターを着てチェックパンツを穿いてオレンジやグリーンの色遣いでまとめると、今年の冬は完璧でしょう(笑)。あと、近年のカジュアル傾向が一段落して、キレイめスタイルが戻ってきているようです。
昨年の気になるものとしても挙げましたが、特にチェックパンツが気になりますね。チェックパンツにもいろいろありますけど、特にタータンのような大柄のものが気分だと思います。
さて、ピッティといえば洒落者が集うことでも有名でして、ストリートスナップも豊富にあります。今年はこんな感じでした。
それでは。
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