
今日は、このスーツに関する記事。
「ゆとり」削減-といっても、教育や家計の話ではない。スーツだ。「背広」と呼ばれ、長年“お父さんのユニホーム”として親しまれてきた定番スーツのデザインが、徐々に細身へと変化を始めている。
(中略)
スタイリッシュな新商品だけでなく、定番スーツも細身にシフトしている。毎年の型紙見直しによる「数ミリの微妙な変化」(中塚さん)が積もり、同社広報によると、3年前と比べ、平均で上着のウエスト回りが約2センチ、パンツのもも回りが約3センチ細くなり、股上(またがみ)も1.5センチほど浅くなっているという。
今日は、特にパンツについて言及しようと思います。
パンツの太い細いは流行次第ですけど、いずれにせよ背の低い人(脚の短い人)は細めのパンツ(ワタリの狭いパンツ)のほうが似合うことが多いですよ。
背の低い人が太めのパンツをはくと、「ここからがいいとこなのに」ってところで裾上げすることになってしまいます(汗)。せっかくのドレープが台無し。往年のアルマーニのスーツなんて、その典型例かな。
ワタリが広くても裾幅が狭めのパンツなら、シルエットに緩急がついてマシになると思います。こういうパンツで極端なものは、今は流行ってないですけど(1980年代風)。
私の考えるパンツのワタリや股上の一般論

以前似たようなことを書きましたが、ワタリが狭く股上が浅いパンツはよくいえば若々しい、悪くいえば貧相。逆にワタリが広く股上が深いパンツはよくいえばクラシックで優雅、悪くいえばオッサン臭い、ってところでしょうか。
流行次第で、よい面が目立ったり悪い面が目立ったりしますね。ご存知のとおり、今はワタリが狭く股上も浅いパンツの全盛時代です。
ちなみに1980年代はまったく逆で、ワタリが広く股上が深いパンツの全盛時代でした。1980年代にもスリムジーンズは流行りましたが、今のスキニーとは違い股上は深かったです。
少しは記事についても触れますか
トレンドに乗るには、シェイプアップが欠かせない。紳士服専門店「洋服の青山」を展開する青山商事の子会社、青山キャピタル(広島)は、顧客を対象に歩数計を無料配布し、健康管理サイト「クリエイティブヘルス三健人」で歩数データを管理。歩数に応じてスーツを割り引くサービスを昨年10月から開始した。
スーツやジャケットのいいところは、体型補正の機能があること。少々太っていようが、それなりに見せてくれるものです。
LEON(レオン)みたいな雑誌に出てくるイタリア人も実はズングリした人が多いのですが、ジャケットを上手く着ているので格好よく見えますね。
もっとも、太りすぎると既製服を着るのが難しくなりますけど(かなりお直ししなければいけなくなる)。ジャンフランコ・フェレ(Gianfranco Ferre)なんかは、もっと痩せたほうがいいと思うなぁ(汗)。見た目云々よりも、健康のため。
それでは。
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