今日は数日前の続きで、パリ(パリコレ)、ミラノ、ニューヨークの2007年秋冬メンズコレクションについて。
コレクションをそれなりにちゃんと見るのは久しぶりだったのですが、ざっと見た感想は「80年代が復活しつつあるな」ということ。
80年代の典型的なシルエットとして私が思い起こすのが、肩パッド広めで大きめのアウターに、太腿が太く裾が細いいわゆる「ペグトップ」のパンツ。今と真逆のシルエットですな。
まあこんな典型的なシルエットはまだまだ少ないですけど、現在のタイトシルエットは行くところまで行ったと思うので、今後は逆方向に行くしかないでしょう。
とはいっても、まだまだタイトシルエットの人気は続くと思いますよ。でも、いつかは流行の潮目が変わるということは、意識しておくべきです。
考えてみると、もう80年代っぽい服は復活しているともいえるかな。最近の若い人が着ているデコラティブな服やアート系のTシャツなんて、80年代っぽい。裏原とかドメブラなんてのも、かつてのDCブランドブームに似ていますね。
そういえば、プレッピーファッションも80年代の流行でした。
さて、私の考察なんて当てになりませんので、プロの方の考察もどうぞ。
デザイナーズブランドとのつき合い方
私たちは、デザイナーズブランドやハイファッション系ブランドといかにつき合えばいいのか。
答え: 特につき合わなくてもいいんじゃない。
ああいう服はですね、「デザイン性の強い服が好き」で、かつ「お金を持っている」という特別な人が着る服ですよ。特に男は。少なくとも、普通のサラリーマンに似合う服ではないと思うなぁ。たまにコレクションを眺めて、時代の匂いを感じ取れればそれで十分。
それに、ファッションの世界にヒエラルキーがあるとして、デザイナーズブランドがその最上位に位置するとは限らないと思います。また別の最高峰があるのよ。
例えば、上場を果たした起業家が買うべき(既製)スーツは、グッチ(Gucci)でもアルマーニ(Giorgio Armani)でもなく、ブリオーニ(Brioni)だと思うなぁ。最近のジェームズ・ボンドが着ているスーツもブリオーニ、アナン前国連事務総長が着ていたスーツもブリオーニ…。
Baracutaの記事を更新しました
本日の更新は、以下の記事でございます。
私が最初にバラクータを取り上げたときはまだまだダサアイテム(汗)だったのに、最近はすっかり人気アイテムとなりました。
一部で話題のG3が入荷しましたよ。
それでは。
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