今日は、ポインター・ブランド(Pointer Brand)のカバーオールを取り上げます。《最終更新日: 2017年5月7日》
Pointer Brand(ポインター・ブランド)
ポインター・ブランドは、1913年創業のアメリカはテネシー州のワークウェアブランド。著名な猟犬の競技者であったL・C・キング(Landon Clayton King、L.C. King)氏が創設しました。
ワークウェアらしいコットン(綿)生地はひととおり取り扱っていて、サイズ感も近年のものは比較的日本人にも着こなしやすいと思います。基本的にアメリカ製なのも偉い。
Chore Coat(チョア・コート)
Chore Coat(チョア・コート)は、いわゆるカバーオール。ポインター・ブランドの主力商品のひとつで、生地の種類も豊富です。前ボタン4つの基本的な仕上がり。近年のものは着丈が短めで、丈の長いジージャン(Gジャン)という感じで着こなせるのでは。ただし、細かい仕様違いはあるようなのでご注意ください。
ちなみに私は、2007年に購入したChore Coatを今でも愛用していますよ(デニム地とダック地)。当時とは少し仕様は変わっていますが。
丈夫な平織り地であるコットンダックは、ポインター・ブランドの得意とする生地。特にブラウンダックは「らしい」生地といえます。
着こなしやすさなら、やはりデニム地でしょう。アメリカの名門コーン・ミルズ(Cone Mills)社のホワイト・オーク(White Oak)工場製です。未洗いデニムと洗い加工済みデニムの2種類。
ヒッコリー・ストライプも、ワークウェアでは非常によく使われる生地です。まさにアメカジ。
渋いヘリンボーン織りの生地もありまして、これもポインター・ブランドが得意としている生地です。
カツラギ(葛城、ドリル)は、デニムに似た丈夫な綾織り地。白いジージャンといえばホワイトサテン地のものが有名ですが、これはよりラギッドにしたものといえそうです。
迷彩(カモフラージュ)柄もありまして、これはコットンポリエステル地です。
バンドカラーのものもありまして、ライダースジャケットのような面白い仕上がりといえます。
他の記事も……
カバーオールやワークジャケットを集めた記事がありますので、そちらも併せてご覧ください。
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追記
- (2017年5月7日)2017年春夏最初の更新。
この記事へのコメント
yupo
3月、暦上は啓蟄も過ぎたことだし、今日は薄手のキルティングジャケットで出勤してみました。が・・・寒い!寒い!明日からはまたダッフルコートに逆戻り。だなぁ。そりゃそうだ、気温は最高でも氷点下。まだまだ重装備がマスト。はやく軽いアウターに衣替えしたいけど、まだ先の話。Tシャツにカバーオールが最も理想的な季節、ですかね。
blackwatch
最高気温も氷点下ですか、そりゃ東京の真冬より寒い…。無理せず厚着をしてください(笑)。
私も重衣料はもう飽きたので早く春物を活躍させたいのですが、まだまだダウンジャケットを着ちゃってます…(寒がりなんで)。