今日はちょっと趣向を変えて、STILE(スティーレ)というお店を紹介します。《最終更新日: 2010年8月10日》
STILE(スティーレ)
STILEは、イタリアを中心として世界各国の歴史と伝統あるブランドより、最高の素材を用いて熟練の職人によりつくられるメンズファッションアイテムを提供しているというネットショップ。
といいつつ、実は近年はアメリカやフランスなどのブランドも数多く扱っています。イギリス以外の優秀なブランドを集めたお店といってもよさそうです。
Daniel & Bob(ダニエル・アンド・ボブ)、Orobianco(オロビアンコ)
現在最も人気の高い鞄ブランドのひとつであろう、ダニエル&ボブ(ダニエル・アンド・ボブ、Daniel & Bob、Daniel and Bob)。近年のイチオシは、ボディーバッグのPippo(ピッポ)かな。
比較的お手ごろ価格のイタリア鞄といえばのオロビアンコ(Orobianco)は、1996年創業のイタリアの鞄ブランド。私も、トートやらショルダーやらいろいろ愛用しております。
評価の高いベルト専業ブランドであるアンダーソンズ(Anderson's)は、1966年創業のイタリアはパルマのベルトブランド。今っぽくて大人っぽい雰囲気のベルトをお探しなら、まずはこのブランドを当たってみてください。「今」を代表するベルトブランドのひとつだと思います。
Incotex(インコテックス)、GTA(ジー・ティー・アー)
イタリアを代表するパンツブランドのひとつであるインコテックス(Incotex)は、1951年創業のイタリアのパンツ専業ブランド。近年の傑作であるJ35を始め、ドレスからカジュアルまで幅広くパンツをつくっています。
そのインコテックスのパンツを長年つくってきたGTA(ジー・ティー・アー)は、1955年創業のイタリアのパンツ専業ファクトリーブランド。インコテックスよりちょっとお手ごろな価格になっていまして、私が一番たくさん持っているドレスパンツはここのものなのです。
Orian(オリアン)
「セレクトショップ」でも多く扱われている人気ブランドであるオリアン(Orian)は、1990年創業のイタリアのシャツブランド。近年はテーラードジャケットもつくっていまして、シャツのような軽いつくりでそれでいてキチンと見えると評判です。
Dispant(ディスパント)、Duvetica(デュベティカ)
ナイロンアウターが得意なディスパント(Dispant)は、1968年創業のイタリアのカジュアルウェアブランド。高級感のあるリモンタ・ナイロンを使用したアウターは、着るだけで着こなしがあか抜けて見えます。ミリタリー風のデザインが得意かな。
現在最も人気のあるダウンウェアブランドのひとつであるデュベティカ(Duvetica)は、企画はイタリア、ダウンはフランス、縫製はクロアチアとブルガリアという、まさに「ヨーロッパ」なブランドです。基本モデルから街着風モデルまで、デザインは各種あります。
Isaia(イザイア)
イザイア(Isaia)は、1957年創業のイタリアはナポリのスーツブランド。クラシコ・イタリア協会に所属しています。
ここのジャケットは、つくりが文句ないことはもちろんのこと、デザインも今っぽくかつ日本人に合うよう仕上げられていますね。ネクタイやシャツもありますよ。
Grigioperla(グリジオペルラ)
グリジオペルラ(Grigioperla)は、1954年創業のイタリアのランジェリーブランドであるラ・ペルラ(La Perla)のメンズライン。
マジメ男も、たまには良い下着を穿かないといけないときがあるんです、たぶん(汗)。そういうわけで(?)、私もここのブリーフを何枚か愛用しております。
グリジオペルラは、ZEEL(ジール)さんのところにもありました。
Letroyes(ルトロワ)、Storm(ストーム)
次は、フランスとポルトガルのブランドをご紹介。
丸編みのシームレス(縫い目のない)なつくりのカットソーを得意としているルトロワ(Letroyes)は、2008年に誕生したフランスはシャンパーニュ地方製のニットブランド。とにかく細身の美しいシルエットが魅力で、今最も注目のカットソーブランドのひとつかも。
ジョン・レノンも愛用していたというスプリングコート(スプリング・コート、Spring Court、Springcourt)は、1936年創業のフランスのスニーカーブランド。キャンバススニーカーのまさに古典的名作のひとつといえます。
近年注目されているポルトガルの靴ブランドのひとつストーム(Storm)は、お手ごろ価格が魅力です。デッキシューズには特に定評があり、カラフルで豊富な色展開と丸っこいゆったりめのシルエットにも注目してください。
Rimowa(リモワ)
リモワ(Rimowa)は、1898年創業のドイツの鞄ブランド。
ここのスーツケースは、ゼロハリほどは重くない点が人気です。素材のポリカーボネートは、柔軟ですが壊れにくいのです。
Fidelity Sportswear(フィデリティ・スポーツウェア、フィデリティー)、Canada Goose(カナダ・グース)
次は、アメリカとカナダのブランドを。
メルトンウールのアウターを得意としているフィデリティ・スポーツウェア(フィデリティー、Fidelity Sportswear)は、1941年創業のアメリカのアウターウェアブランド。とにかくPコート(ピーコート)の種類は豊富でして、Pコートをお探しならまずはここを当たってみましょう。
本格派ダウンウェアブランドのカナダグース(Canada Goose)は、1957年創業のカナダのアウトドアウェアブランド。無骨なデザインのようでいて、キレイめな着こなしにも上手く対応してくれるダウンウェアをつくってくれています。特に背の高い人にはオススメ。
Sperry Top-Sider(スペリー・トップサイダー)、Keds(ケッズ)
デッキシューズの代名詞といってもいいスペリー・トップサイダー(Sperry Top-Sider)は、1935年創業のアメリカの靴ブランド。濡れたデッキの上で滑りにくいよう切り込みを入れたスペリー・ソールを考案したこのブランドは、デッキシューズの歴史上最も重要なブランドでしょう。モカシン型もスニーカー型もあります。
コンバースのライバルといえる(?)ケッズ(Keds)は、1916年創業のアメリカのスニーカーブランド。内羽根式のプレーントウ型であるChampion Oxford(チャンピオン・オックスフォード)は、最も上品なスニーカーといえるでしょう。デッキシューズもあります。
Briefing(ブリーフィング)、Caminando(カミナンド)
次は、日本のブランドです。
ミルスペック(米国軍用規格)に準拠した素材や部品で製作される硬派中の硬派の鞄ブランドといえば、日本企画でアメリカ製の鞄ブランドであるブリーフィング(Briefing)。ガツンと硬派な漢(おとこ)の鞄が欲しければ、ここですよ。
関税の安いメキシコで生産しているカミナンド(Caminando)は、2008年に誕生した日本の靴ブランド。発色の良いスエード地にホワイトソール仕様のチャッカブーツや、ウイングチップ型のスリッポン仕様のデッキシューズなどに注目してください。
Faro(ファーロ)、K.T.Lewiston(K.T.ルイストン)
透明感のある独特の質感が特徴の水染め革を得意とするファーロ(Faro)は、日本のセルツ(Sellts)の皮革製品ブランド。素材はコードバンとカーフの2種類があり、コンサバながら退屈ではないデザインも魅力です。
オールデン(Alden)の代理店であるラコタ(Lacota)のブランドであるK.T.ルイストン(K.T.Lewiston)には、コードバンの革小物が大充実しています。財布に加え、ベルトにも注目してください。
姉妹店、UKism(ユーケーイズム)
UKism(ユーケーイズム)は、STILEさんの姉妹店といっていいのかな。名前のとおり、こちらはイギリスブランドに特化したお店です。
併せてご覧ください。
さいごに
STILEさんは、ブランド説明も詳しいです。「ブランド事典」のページをご覧になってみてください。
なお、もし今日の記事の商品等がうまく表示されないようでしたら、「快適にご覧いただくために……」の記事の内容を確認してみてくださいね。ノートン先生が何かしているかも……。
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追記
- (2010年8月10日)2010年春夏最初の更新。
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