今日は、雑誌Men's EX(メンズ・イーエックス)の2013年12月号を読んでみます。
勝てる仕事服
今月の大特集は、「勝てる仕事服」。2ch風にいうと「勝つる仕事服」(?)。スーツやジャケットなどのビジネスウェアの特集です。ところで、「仕事服」という言葉をもっと使うべきだと私は思いますよ。わざわざ外来語を使うまでもない。
で、内容ですが、なんというか「セレクトショップ」の紹介記事みたいだなと。まさに冬物の旬の時季のなのに、第1特集でこの内容はもったいないなぁ。こういうのは第3特集くらいでいいんじゃないのかな。
ジョン・F・ケネディ 政治とファッション
今月は「あなたの知らないアメリカン・トラッド」という特集をやっていまして、最初の記事がアメリカ第35代大統領であるジョン・F・ケネディ。絵になる大統領といえるでしょう。
彼は典型的なアメトラスタイルである「3つボタン段返りのいわゆるI型スーツにボタンダウンシャツ」という格好ではなく、「2つボタンスーツにレギュラーカラーシャツ」という当時ではモダンな格好でした。ちなみに2つボタンスーツはともかくとして、レギュラーカラーのシャツはこれから注目したいなと。
例のケネディの「2つボタン全部留め」については言及がありませんでした。残念。
アメリカン・トラッドの現在(いま)
アメトラのオススメの着こなしをいくつか提案している記事です。こんな感じ。
- カラーバー×ボタンダウン外し
-
カラーバーという金具を使ってネクタイを持ち上げる着こなし。タブカラーやピンホールカラーなどの襟型と同様の効果があります。あえてボタンを外したボタンダウンシャツを使うのがアメトラらしさでしょうか。
クリップ型のものなら普通のシャツがそのまま使えるのであまりおカネが掛からないし、ちょっとやってみてもいいんじゃないですか。
- ニットの変わりに薄手スエット
ドレッシーなスタイルにあえてスウェットシャツを使う着こなし。薄手のものならそれほど雰囲気を壊さないということでしょう。
- 大人のリーバイスは “1954年モデル”
-
501のヴィンテージモデルのなかでも細身の「1954年モデル」がオススメとのこと。いわゆる「66モデル」よりも細めで、ジッパーフライ仕様の通称 “501Z”。
近年は普通のブルージーンズはいまいち人気がないようですが、着こなしのハズシ用途としてのジーンズの有能さは捨てがたいと思いますよ。
- 黒靴×白ソックス
白い靴下は現在ひそかに流行中でして、往年のアイビーの人もよく履いていたようです。白い靴下に限らず、ちょっと目立つような色・柄の靴下が今っぽい感があります。
……今月はこのくらいかな。また来月~♪ 私はデジタル版(電子版)を愛読しております。『究極メンテナンス編』は靴好きなら必見の内容ですよ。
- 雑誌Men's EX(メンズ・イーエックス)に電子版(デジタル版)が登場!
- 最高級靴読本『究極メンテナンス編』(Men's Ex特別編集)を読む
- 「仕事カジュアル」雑誌Men's EX(メンズ・イーエックス)2013年11月号を読む
それでは。
人気Blogランキングなるものに参加することにしました。ご協力よろしくお願いいたします……。
←この記事が面白かった方は、ランキングのバナーをクリック!
この記事へのコメント