今日は、雑誌Men's EX(メンズ・イーエックス)の2007年5月号を読んでみます。
一生モノの大定番BEST100
今月の大特集は、「一生モノの大定番BEST100」。服好きのオフ会なんかで、盛り上がりそうなネタ(笑)。今月のメンクラの特集と被っているのは、偶然かしらん(メンクラは後日取り上げます)。
紙面でも触れていますけど、大定番といいながらこの手の企画は流行に左右されますな。10年前と今ではランキングはかなり違うでしょうし、10年後と今でも同様。定番なんて、そんなもんです。
それでは、ランキング上位をここでご紹介。有識者へのアンケート結果により順位付けされています。
- 1位: Hermes(エルメス)のSac a Depeche(サック・ア・デペッシュ)
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いきなりコレですか(汗)。エルメス(Hermes)のサック・ア・デペッシュ(Sac a Depeche)は、ブリーフケースの最高峰のひとつでしょう。
イギリスのブライドルレザーの鞄とはまったく雰囲気が異なり、フランスらしく華やか。
- 2位: Patek Philippe(パテック・フィリップ)のCalatrava(カラトラバ)5196
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ロレックス(Rolex)のデイトジャストみたいな腕時計は、本来はカジュアルウォッチなのです。
それではどんな時計がドレスウォッチなのかと言うと、このパテック・フィリップ(Patek Philippe)のCalatrava(カラトラバ)5196みたいな時計が代表格。
ちなみにロレックスについては、サブマリーナーが10位、デイトナが19位、デイトジャストが85位でした。
- 3位: Levi's(リーバイス)の501
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やっと、私にも馴染みのあるアイテムが出てきました(汗)。リーバイス(Levi's)の501は、ジーンズの基本です。
これはまあ、上位にランクされて当然のアイテムであります。
- 4位: Drake's(ドレイクス)のヘビーオンスのネクタイ
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これは意外? 4位にドレイクス(Drake's)のネクタイが入ってきました。
特に、プリントタイの評価が高いようですね。
- 5位: Lacoste(ラコステ)のポロシャツL1212
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ポロシャツの元祖とも言っていい、ラコステ(Lacoste)のL1212。
これも言うまでもなく大定番アイテムで、ポロシャツを語るならまずはここのものを持っていないとお話になりません。
…以上こんな感じですが、私がBEST100の中で一番思い入れがあるのは、501ですな。大学時代は、古着の501ばかり穿いていました。当時私が持っていた「赤耳」の501は今のものより細身だったような気がするのですが、いい具合に洗濯で縮まっただけかなぁ。
今回のこの特集はいろいろなウンチクが満載ですので、この特集のためだけでも買う価値があるのでは?
青春の〝思い出〟遺産
今回は、原宿キャシディの八木沢博幸さんの思い出遺産として、バラクータ(Baracuta)のG9(G-9)が登場。1982年に購入されたそう。
ちなみにG9は、上のランキングでも19位に入っています。10年前なら、もしかしてランキング外だったかも。
それにしても、このページの八木沢さんの着こなしがいいですね。ネイビージャケットにチノパン、チェックタイ、スニーカーという着こなしですが、全体に緩いシルエットがこれからの流行を感じさせます。八木沢さんは大柄の方なんで、こういう着こなしが特によくお似合いになります。
これからまた、原宿キャシディの時代が来そうですな。
…今月はこのくらいかな。また来月~♪
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この記事へのコメント
サガ
そう叫んでいる人のうち一体どれだけ一生物として所有しているかですね。
特に靴とかこれ一生モノなんだぜと言っている人ほどボンロボロ。ボロも良い意味なら流石ですがカビとか出てると味と言われてもただ世話してないだけじゃねーかと(毒吐き)
ロレのデイジャストはカジュアルなんでしたか。初めて知りました。祖父のデイジャストをレザーベルトにしてフォーマル?用寄りとして考えて使ってます。
ドレスの代表がカラトラバだと普通のドレスは一体どのようなの?と別の意味で価格帯が恐ろしいですね(笑)安くてブレゲ?(汗)
blackwatch
Men's EXの言う「一生モノ」とは、「一生持つ」という意味ではないと思いますよ。「買い換えながら一生使える」という感じ。革物や時計ならともかく、それなりの頻度で着たラコステのポロが一生持つとは思えません(笑)。
デイトジャストも、革ベルトならドレスっぽくなりますね。もっとも、現在の感覚ならデイトジャストでも十分ドレスでしょう(フォーマルではないですが)。詳しくは、ロレックスの記事をお読みください。
「ドレスの代表」が、「最安値」という意味ではないですよ。カラトラバは、「歴史的にもデザイン的にも基準となる一本」って感じ。普通のサラリーマンが無理してカラトラバを買う必要は、まったくないと思います。サック・ア・デペッシュ然り。
サガ
んーなんか一生モノってニュアンスにも多様化してるんですねー。
ラコステですが今の日本製ラコステなら2枚ぐらいでローテーションすれば30~40年ぐらいは余裕で持つ耐久度在るんじゃないでしょうか。まあリブ部分は先に逝くでしょうが。世間では未だにラコステと言えばフレラコが主役ですが(まあ元なので当たり前ですが)現日本ラコも捨てたもんじゃあ無いです。安いですし財布的に助かります。。
blackwatch
Men's Exの「一生モノ」という言葉の使い方は私もちょっとおかしいように思うのですが、今月のメンクラも同じような使い方をしていますね。うーん、仰るとおり多様化しているのか?(汗)
いくらラコステでも、週一くらいで着たら何十年も持たない気がしないでもないですが、どうだろ。でも、確かに古着でもラコステはしっかりしていますね。日本製ラコステは、Men's Exでも評判よかったです(スポンサーに配慮しているかもしれませんが)。