
今日はこの話題。
ややこしい話(?)については、この記事(そして記事内にリンクされた記事)をじっくりご覧ください。例によって、今回はちょっと違う話をします。
ダサいという言葉が全国に広まったのは、ウィキペディア(Wikipedia)にもあるとおり80年代(1980年代)くらいだと私も思います。「あか抜けない」「野暮ったい」くらいの意味でしょう。
私自身は、「ダサい」という言葉をあまり使いません。なぜって、流行が変わって数年後にそういう着こなしやアイテムが復活したら、なんだかバツが悪いじゃないですか。特にブログというメディアは記事がずっと残るので、うかつにそういう言葉は使えません。

そういう場合、私は「今の時代は難しい」「今っぽくない」みたいな表現を使います。「ダサい」とは違って絶対的な否定にはなりません(「今はダサい」という表現でもまあいいのでしょうけど)。
例えば、アメトラ(アメリカン・トラッド)だってダッフルコートだって、このブログを解説した2005年頃は一般人には「ダサい」扱いだったんですよね。
今回話題になっているティファニー(Tiffany & Co.)のオープン・ハート(Open Heart)だって、また人気が復活するかもしれません。80年代から90年代(1990年代)のファッションが近年は復活していますし。
それでは。
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この記事へのコメント
hmm
若い子から見た昔からの定番の格好と言うのは理解出来ないだろうし、逆もまたしかり。
あえて流行りを追わない人も世代に関わらず居ますしね。
ちなみに僕は「若い」寄りの世代ですが、流行りはなるべく考えたくない、トラッドが大好きな変わり者(?)です。
このブログは、良い意味で視野が広いので時代の流れの様な物はとても参考にさせて貰っています。
szk
僕も平成生まれの若い世代で、ティファニーのオープンハートは初めて見ましたが、特に[ダサい]とは思いませんでした。
一葉
へトリックMFGのゲームポケット付きハンティングベストや
バラクータのG9なんか、ポケットの形やリブなどわかりやすい
仕様は継承していても、リビルドされた物のシルエットはもはや別物。
でもそのほうが”今”着るには手軽にお洒落で使いやすいので、
反対するわけでもないです。
本物のスペシャルはなかなか着れませんから。。
ふくらはぎ
件の品物は、親密でもない女性にとっては、かなり重いので、
「ダサい」と言い換えてごまかしてるような印象を受けました。
これは女性が自分で買うようなものかな、と。
ダッフルについては、以前は太め・ロング丈でしたが、現代風のアレンジで、
今に至ったのでしょう。
かつてのデザイン、かつての服装の見直しは、今後も進めてほしいですね。
自分は野暮ったいダサめのデザインも好きなのですが・・・
blackwatch
私自身は流行をけっこう気にしていますが、取捨選択して取り入れています。流行を完全に無視するとコスプレになりかねませんので。
szkさん、こんにちは。
昔を知らない若い人が見ると新鮮に見えるのかもしれません。一般に昔の流行が復活する要因のひとつとして、そういった若者の感覚も挙げられるでしょう。
一葉さん、ふくらはぎさん、こんにちは。
いつまでも今の細身短丈の時代が続くとも思えませんので、そのうち「ゆったりめ長丈」みたいな時代が来るのでは。すでにその兆しがみえますし。
今回の記事っぽく書きますと、「細身短丈じゃないとダサい」とか言っていると数年後に……。
ただ、「ゆったりめ長丈」は「ゆったりめ長丈」で問題がありまして、アングロサクソン的なデカい体型でないと似合いにくい面はありますね。