
今日は、雑誌Men's EX(メンズ・イーエックス)の2014年5月号を読んでみます。
ラルフ・ローレン vs ブルックス・ブラザーズ
今月はまずは第2特集をご紹介、「ラルフ・ローレン vs ブルックス・ブラザーズ」。アメトラ(アメリカン・トラッド)の両雄、ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)とブルックス・ブラザーズ(Brooks Brothers)の特集です。
創立はラルフ・ローレンが1967年、ブルックス・ブラザーズが1818年ではるかにブルックスのほうが古いのですが、日本上陸はラルフが1976年、ブルックスが1979年でラルフのほうが古いそうですね。これは意外。


両ブランドを比較しますと、ブルックスは良くも悪くもガチガチのアメトラ路線、ラルフは新しいぶんヨーロッパ(イギリス)の要素を加えた柔軟路線といえます。ラルフはデザイナーブランドという面もブルックスと違うところ。あと、ラルフはラギッド路線も得意ですし、モード路線もあります。
もっとも、近年はブルックスも柔軟になっていて、両ブランドがちょっと似た雰囲気になってきたかなと。トム・ブラウン(Thom Browne)とコラボしたブラック・フリース(Black Fleece)も始めましたし。ブルックスにラギッド路線はあまりありませんけど。
この特集は、両ブランドをいろいろ比較した内容。個人的にはネクタイが面白かったかな。ブルックスのストライプタイに対し、ラルフはクレストタイを取り上げています。うん、確かにそういう印象はあります。
クラシコイタリア最前線
第一特集は、クラシコ・イタリアの特集。Men's EXは1996年に初めて大特集としてクラシコ・イタリアを取り上げた雑誌だそう。
個人的には80年代(1980年代)的なイタリアンファッションのほうが気になっているのですが、クラシックな格好にあるのはやはりその名のとおりクラシコ・イタリアだと思います。
……今月はこのくらいかな。また来月~♪ 私はデジタル版(電子版)を愛読しております。『究極メンテナンス編』は靴好きなら必見の内容ですよ。
- 雑誌Men's EX(メンズ・イーエックス)に電子版(デジタル版)が登場!
- 最高級靴読本『究極メンテナンス編』(Men's Ex特別編集)を読む
- 「スーツのおもてなし」雑誌Men's EX(メンズ・イーエックス)2014年4月号を読む
それでは。
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この記事へのコメント
ぜんたろう
単身痩躯な自分としては、ラルフローレンもブルックスブラザーズも、
サイズの合うものを探すことにとても苦労します。
どちらもとても素敵なブランドであるとは思うのですが…。
まったく余談ですが、クラシコ・イタリア特集の記事のAmazonのリンク、素敵ですね。
管理人さまもご覧になられたのであれば、ぜひ感想を聞かせていただければと存じます。
blackwatch
Brooks Brothersは、少なくともアウターやセーターについてはけっこう小さめだと思います。特にアウターのXSはものによってはかなり小さめで、私でも小さいと感じることがあります(私が既製服でそう感じることは多くありません)。
あの宝塚の公演、残念ながら見たことはないのですが、当時話題になったことは覚えています。そういえば、『王様の仕立て屋』というクラシコ・イタリアを舞台にした漫画もありました(これも読んだことはないのですが)。