ピッティ・イマジネ・ウォモ(Pitti Immagine Uomo)の2015年秋冬の傾向、とな?

Beams F(ビームス・エフ)

ピッティ・イマジネ・ウォモPitti Immagine Uomoは、イタリアはフィレンツェで毎年2回開催されるメンズファッションの見本市。世界中からファッション関係者が買い付けのために集まってきます。コンサバスタイルのためのファッションショー的な一面もあるといえるかな。

2015年秋冬の見本市が先日まで行われていましたので、その様子を見てみましょう。モードのショーと違って、実際にすぐ活用できそうな現実的な提案ばかりです。いまならセールで来年ぶんの先取り買いができるかも。

それでは、いつも頼りになりますビームスBeams中村達也氏の記事から。

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スタイルやアイテムも含めて大きな変化はありませんでしたが、最も変化があるのが色でした。これまでのイタリアのイメージだった明るく鮮やかな色はかなり少なくなり、落ち着いたシックなトーンが主流になっています。

それでもイタリアですから、そのようなトーンの色を使っても地味に見せないような色や柄の使い方がポイントになってくると思います。

というわけで、特筆すべき変化はあまりないとのこと。落ち着いたシックな色遣いがミソで、良く使われている色はブルー、グリーン、ブラウン、ベージュといったところかなと。

次は、雑誌メンズ・プレシャスMen's Preciousのファッションディレクターを務める山下英介氏。この方は私より年下なのですが、流行を読む感覚の鋭い方という印象があります。

Boglioli(ボリオリ)のジャケット、ブレザー、Dover(ドーヴァー)

ピッティに参加していたブランドではないのですが、ボリオリBoglioliが良かったそうですよ。

ブランドが成長する過程において「洗練」の名の下に個性を失ってしまうブランドが多い中、従来のモダンなテーラリングブランドといった風情は残しつつ実に都会的に変貌を遂げたボリオリ。

なんというか、ミラノ貴族っぽいんです!

ところで、イタリア以外の国の見本市も注目されているようでして、今季はフランスはパリのトラノイTranoiというメンズの見本市に注目していた業界人をよく見かけました。

フレンチスタイルが盛り上がりつつある昨今、コンサバ系だとどんなブランドが注目されるのか、興味があります。

それでは。

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