リーバイス(Levi's)を別記事で大きく取り上げていますが、今日は注目作を取り上げます。《最終更新日: 2017年1月29日》
Levi's(リーバイス)の501CT
リーバイスのジーンズの代表作501に、新たにカスタマイズド&テーパード(Customized & Tapered)された501CTが出ました。現行の通常の501と比べて腰周りが少し大きめで、裾は細め。80年代(1980年代)風のテーパードラインに仕上がっています。
型番を別に付けてもよかったような気もしますが、501の雰囲気を(特にヒップポケット周りを)そのままで「カスタマイズド」したかったのでしょうね。気持ちはよく分かります。ちなみに、脇割り縫いですが基本的には耳付き仕様ではなく、このへんは現行の501と同じですね。80年代はこのへんのことはこだわらない時代でしたし。
2016年よりリマスター(マイナーチェンジ?)されまして、渡り幅(腿幅)や裾幅がより細くなりました。旧型番が18173もしくは19650なのに対し、新型番は28894となっています。
デニムの種類はいろいろあります
デニムは、ストレッチの効いたものが中心です。まずはワンウォッシュ系が基本でしょう。14.8ozならデニムらしいしっかりとした質感が楽しめ、11oz前後なら薄手で穿きやすく感じるでしょう。
色落ちしたデニムも各種あります。
グレー系のデニムにも、そろそろ注目してもよいでしょう。こちらはかなり凝った加工が施されています。
こちらは、日本製(Made in Japan)の501CT。薄手でストレッチの効いていない10.3ozのデニムを採用しています。日本を応援したい方もこれです。
こちらは、アメリカの名門コーン・ミルズ(Cone Mills)社のデニムを使用した501CT。セルビッジ(セルヴィッジ、耳)付きで、ロールアップしたときのアクセントにもなります。
その他
その他のリーバイス501CTは、こちら。
他の記事も……
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追記
- (2015年9月22日)2015年度秋冬最初の更新。
- (2017年1月29日)2016年度秋冬最初の更新。
この記事へのコメント
許ッシン
70年代後半では「太ももがゆったりで、膝下がテーパード」がカッコいい!501という感じでしたが今のは少し違いますね。
ワンウォッシュは細すぎるので6シリーズのような感じ。
US505や70年代に出てた20505のシルエットが良いなぁと思っているのですが、現行品で近いのはあるのでしょうか?
blackwatch
リーバイス公式サイトの実寸を見ると、同じ501CTでも商品によって実寸自体が違うのですね。これは501CTに限らない傾向でして、洗い加工したデニムの商品だとある程度は仕方がないのでしょう。もちろん、工場などの違いによる個体差も考えられます。
昔の505の正確な特徴を把握していないのでなんとも言いづらいのですが、股上がそれほど浅くなくて裾幅細めということであれば、結局はこの501CTが候補になるように思いました。もしかすると「リマスター」前のほうがお好みに近いのかもしれません。511は股上浅め、513は裾幅広め、という感じ。