
こういう着こなしをひと言でどう表現したらよいのかがよく分からないのですが、ベルトなしで履いたジーンズにトップスをタックインした着こなしが気になっています。
今この手の着こなしで一番に思いつくのが、リゾルト(Resolute)のデザイナーである林芳亨氏。最近はいつもこんな着こなしです。
この着こなし、好っきやねんな。60年代のアイビーや。
ボタンダウンシャツ着て、ジーパンの丈も短めやし、ソックスとローファーがええバランスや。
ほら、ベルトはしてへんやろ。

こちらは、シップス(Ships)のいつもダンディーな鈴木晴生氏の着こなしです。
かなり昔からある着こなしのようで、例えば1955年の映画『理由なき反抗』におけるジェームズ・ディーンもベルトをしていないように見えます。
80年代(1980年代)くらいまではよく見られたでしょうか。こちらは1985年の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』におけるマイケル・J・フォックスの着こなし。
女性の間ではすでにけっこう流行しているようで、雑誌などでしばしば見かけます。そういえば1985年の映画『なまいきシャルロット』におけるシャルロット・ゲンズブールもベルトをしていませんね。こんなふうにカットソー類をタックインしてもよいのです。
一種の「ハズシ」的な着こなしなのでしょうが、腰周りがすっきりするのは利点。そしてなんと言っても、今は新鮮に見えることが魅力かなと。
着こなしの注意点としては、何はなくともまずはジーンズがずり落ちないサイズを選ぶこと。目が慣れないうちは濃い色のデニムのほうが着こなしやすそうな気がします。ホワイトジーンズやブラックジーンズでもいけますよ。股上の深さで印象が変わりまして、股上が深いと80年代風になるのかなと。
ちなみにちょっと方向性が変わりますが、サスペンダーも新鮮なアイテムだと思います。これならパンツはずり落ちません。

実は上記のマイケル・J・フォックスもサスペンダーをしているようなのです。上に何か羽織ったら分かりませんね。カジュアル遣いならサスペンダーはクリップ式でも構わないでしょう。
サスペンダーはともかくとして、このベルトなしの着こなし、万人向けとは思いませんがおカネはかかりませんので、やれそうな人はやってみてはいかがでしょうか。
それでは。
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