Vogue誌による2016年秋冬メンズコレクションの傾向、とな？

2016年03月01日

先日までパリやミラノなどで2016年秋冬メンズコレクションが行われていました。アメリカのヴォーグ（Vogue）誌が11個の注目点をまとめています。コレクションのアーカイブサイトが、以前までのStyle.comからヴォーグに移行しています。

以下に簡単に内容を紹介しますが、逐語訳ではなくほとんど私自身の感想です。正確な内容は元の記事を参照してください。

Real Men Wear Pink: ピンク。男性にとっては難しい色でしょうが、無理しない範囲で頑張ってみましょう。ちなみにグリーンと並ぶプレッピーの基本色のひとつだったりします。
Arts & Crafts: つくるのに手間がかかりそうな凝った柄や装飾。脱ノームコア（Normcore）的な傾向といえます。
Puff Pieces: ダウンジャケット。特にボリューム感があって派手な色合いのものが注目のようです。

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Kitsch Perfect: キッチュ。漫画などのポップな絵をあしらった服です。Tシャツならよくあるのですが、それ以外の服にも広がっています。
Chrome If You Want to: 鏡のようなメタリックな色遣い。コンサバスタイルには合わせにくいでしょうが、そういえば私は昔銀色のニューバランスを履いていました。意外に着こなしは難しくなかったです。
Dudes in Regalia: 軍服。といっても戦闘服ではなく、グレートコートのような制服のほうのことです。金ボタンのダブルブレストコートが取り上げられています。
Track Stars: トラックジャケットのようなスポーツウェア。つまるところいわゆる「アスレジャー」の一種なのでしょうか。トラックジャケットは意外にブレザーあたりにも合います。
Going Out West: ウエスタン風ファッション。定期的に流行している気がします。
Shagadelic: フサフサのファーコート。本物の毛皮かどうかは分かりません。ちなみにアイビーファッションにもラクーンコートというアイテムがありました（今はあまり着ないのでしょうけど）。

私自身の今季の感想は、黒っぽい地味な色が多かったなと。個人的にはこんなカラフルな色遣いも好きなんですけどね。

こちらはAFPの記事。ビッグシルエットに注目しています。

それから特に今季のコレクションを見て気がついたことでもないのですけど、脱ノームコア的な傾向が進んでいるように思います。10年ぶりくらいのファッションの大きな変化の時期なのかも。

それでは。

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