今日は、エスパドリーユを取り上げます。《最終更新日: 2016年6月29日》
エスパドリーユとは、ジュートソールの靴のことです
エスパドリーユは、ジュート(麻の一種)などで編まれた草鞋(わらじ)のような縄底(ジュートソール)を持つ靴。デザインはスリッポン型が基本で、サンダル型やスニーカー型などもあります。アッパーはコットンキャンバス地が基本。
もともとは、フランスとスペインにまたがるバスク地方やカタルーニャ地方などの春夏用の靴だそう。いまでは夏用靴の定番になりました。
フランスとスペインがエスパドリーユの2大産地でして、フランス製が本来のエスパドリーユらしい素朴でシンプルなつくりのものが多いのに対し、スペイン製は高級感のあるしっかりとしたつくりのものが多いようです。
着こなし
現代のエスパドリーユには、ヨーロッパの上流階級の人がリゾート地で履いている靴という印象があります。リゾートという意味では堅苦しい格好には合いませんし、ワル(不良)っぽい格好にもオススメしません。
例えば、リネン地のシャツにコットンパンツとかショーツとか、そういう格好かなぁ。
Espadrij l'originale(エスパドリーユ・オリジナル)
エスパドリーユ・オリジナル(Espadrij l'originale)は、2009年に誕生したエスパドリーユブランド。市場から消えてしまったクラシックなエスパドリーユを復活させることを目指したブランドだそう。本社はドイツにあるようですが、フランス製。
Classic(クラシック)は、いかにもフランスという感じの簡素で素朴なコットン地のエスパドリーユ。こういうのがエスパドリーユの基本です。
Calzados Gaimo(ガイモ)
ガイモ(Calzados Gaimo)は、1978年創業のスペインはラ・リオハ州アルネドのエスパドリーユブランド。そこそこの値段でエスパドリーユをつくってくれています。
スペインブランドということで、凝ったデザインのいろいろなエスパドリーユをつくっています。モカシン型やスニーカー型などなど。生地もコットンキャンバスはもちろんあるのですが、レザー(皮革)とスエード(スウェード)のものも充実しています。
Castaner(カスタニエール、カスタネール)
カスタニエール(カスタネール、Castaner)は、1927年創業のスペインのエスパドリーユブランド。エスパドリーユの発案者とされるラファエル・カスタニエールの子孫の人が創業したんだそうで、まさにエスパドリーユの代表的なブランドといえるでしょう。
Pablo(パブロ)は、典型的なスリッポン型のエスパドリーユ。アッパーはコットンキャンバス地やスエード地があります。迷彩(カモフラージュ)などの柄にも注目してください。
他の記事も……
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追記
- (2008年6月26日)2008年春夏最初の更新。
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- (2010年7月7日)2010年春夏最初の更新。
- (2011年6月16日)2011年春夏最初の更新。
- (2012年6月15日)2012年春夏最初の更新。
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