
今日は、ヘルツ工房(Herz)の革鞄(レザーバッグ)を取り上げます。《最終更新日: 2010年1月10日》
Herz(ヘルツ工房)
ヘルツ工房は、1974年創業の日本の革鞄ブランド。
ヘルツ工房の鞄の最大の特徴は、ラティーゴと呼ばれる牛革を使用していることでしょう。天然タンニンでなめし、さらに工程中にさまざまな多量の油やグリースを吸収させたオイルレザー(オイルドレザー)とのこと。
近年多いナイロン鞄とは違い、革鞄は使えば使うほど「味」が出ます。つまり、購入後も長い間最高の状態を維持、…いやそれどころか、さらによい状態に育っていくのです。
特に、ヘルツ工房で使っているような天然タンニンなめしの革は、味が出やすいでしょう。
ビジネスバッグ(ブリーフケース)

まずは、ビジネスバッグと言えばのブリーフケース。
こちらのブリーフは、比較的カチッとしたデザインなのが特徴。自立します。
こちらは、かなりシンプルなデザインのブリーフケース。ありそうでないデザインです。
こちらは、いわゆるダレスバッグ。ダレスバッグと言うと重厚で堅いブライドルレザーのものを想像しますが、こちらは柔らかな革を使用しています。ダレスバッグ特有の仰々しさがないのが良いところ。
開閉しやすい金具を採用しています。あと、ショルダーストラップが付いています。
こちらは、カッチリしたダレスらしいダレスバッグ。小振りの大きさで、やはり仰々しさはありません。
ショルダーバッグ

こちらのショルダーバッグは、シンプルの極みなデザイン。メッセンジャーバッグとも、言えるかな。
こちらは、いわゆるビーンズ(豆)型のショルダーバッグ。あか抜けた雰囲気のあるショルダーバッグです。ストラップが細めなので、上品な着こなしにも似合います。
ボストンバッグ、旅行鞄

こちらは小旅行用のボストン。似合わない某有名ブランド品を持つよりも、使い込んだこういう鞄を持っているほうが私は格好良いと思いますが、いかがでしょう。
堂々とした風格のあるデザイン。ショルダーストラップも付いています。
こちらは、いかにもボストンバッグらしいボストンバッグ。スポーティーなデザインでも、革製なら大人っぽく持てます。
こちらは、小さめのボストンバッグ。トートバッグ感覚で、普段遣いしてください。
こちらは、柔らかな仕上がりの旅行鞄。容量もたっぷりです。
リュックサック(バックパック)

次は、近年人気が大復活しているリュックサック(バックパック)。レザーのリュックサックはなんとなく懐かしい感じのするアイテムですが、今また新鮮だと思いますよ。フレンチ・カジュアルとの相性も抜群です。
こちらは、丸っこいデザインが印象的なリュックサック。大小2種類あります。
こちらの「ナレッジバッグ」は、ブリーフケースにもショルダーバッグにもリュックサックと3とおりに使える機能的な鞄。最近はこういう鞄をあまり見かけませんが、やはり今また新鮮だと思いますよ。
ウエストバッグ(ウエストポーチ)
次は、細々したものを携帯するのに便利なウエストバッグ(ウエストポーチ)。レザー製のウエストバッグはなかなかないので、狙い目だと思います。
こちらは、目立つ錠前が印象的なウエストバッグ。ショルダーバッグ風にたすき掛けで身に付けることもできます。
財布や革小物

その他、財布(サイフ、ウォレット)はもちろん、カードケース(名刺入れ)、パスケース(定期券入れ)、キーケース、ペンケース(筆入れ)、システム手帳カバー等、革小物も充実しています。
しっかり使い込んで、味を出してください。
特に注目は、2つ折り財布のY-5。イタリアのバダラッシィ・カルロ(Badalassi Carlo)社のバケッタ製法で作られたミネルヴァ・ボックス(Minerva Box)という革で作られているものは、All About スタイルストアでしか扱っていないそうです。シボのあるこれはこれですごく味の出そうな革です。















お手入れについて

ヘルツ工房によると、お手入れにはミンクオイルかラナパー(Renapur)を使えば良いそうです。ミンクオイル等を入れると、少々の小傷等は目立たなりますよ。
ただし、そんなに頻繁にミンクオイル等を入れる必要はないでしょう。たまーにくらいで十分。入れすぎると、革が柔らかくなりすぎたりします。
じっくり待ちましょう…
その他のヘルツ工房の鞄は、こちら。
ヘルツ工房の鞄は一つ一つ手作りで作っていることもあり、納期が1か月程度かかるそうです。まあ、これも待つ楽しみということで…。
上質な革の手作り鞄のわりには、ヘルツ工房の鞄は値ごろ感があると思うのですが、いかがでしょう?
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追記
- (2005年7月9日)商品を追加。
- (2007年7月23日)商品を大幅に追加。
- (2008年2月21日)商品を追加。
- (2009年3月24日)商品を追加、入れ替え。
- (2010年1月10日)商品を追加、入れ替え。
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