今日は、k-d-hideさんのこの記事。はてなブックマークで盛り上がっていまして、ここで取り上げるか迷ったのですが。
この4年間脱ヲタ道を邁進してきたけど、どうも限界を感じつつある。
(中略)
決定的に足りない部分がある。
(中略)
今のオレに、そして「脱オタクファッション」に足りないのは「音楽」であり「スポーツ」であり・・・つまりは「ライフスタイル」じゃないだろうか。
(中略)
考えてみたら、今日のカジュアルファッションには「音楽」と「スポーツ」を起源とするアイテム、スタイルが多い。
うーん、ちょっと考えすぎのような…(汗)。
今のファッションには、「軍服」を起源とするアイテムも非常に多いですよ。トレンチコート、ピーコート、ダッフルコート、M65ジャケット、等々。その理屈でいくと、軍隊経験がない人にはファッションは語れないことになっちゃいそう。…んなことはないですよね?
ポロシャツの起源はポロ競技やテニス用のシャツですが、今さらテニス経験の有無とポロシャツの着こなしの関係云々なんて言いません。
ちなみに私は若いころプログレッシブ・ロック(プログレ)を好んで聴いていたのですが、プログレとファッションの関係って、何だろ?
ファッション好きの人がよく音楽の薀蓄を語っていますが、あれはたいてい「オレはこんなに音楽が詳しいんだぜ」と自慢しているだけですよ、私も含めて(汗)。
確かに音楽やスポーツと密接な関係にあるファッションもありますが、パンクやらモッズやらヒップホップやらは、30過ぎたオヤジなら(特に興味がない限り)無視してぜんぜん問題ないです。ああいうのはたいてい、ガキのファッション。
もっとも、ファッションとはちょっと話が逸れますが、音楽にもスポーツにも興味がないと、明るい青春時代を送りにくい気はしますな。k-d-hideさんが感じてらっしゃるすっきりしない感覚は、青春時代の苦い思い出(?)に原因があるのかもしれません。
コンサバスタイルなら深く考えなくてもいいですよ
音楽やスポーツよりもっと話を大きくして、「ライフスタイル(生き方)」とファッションの関係について。確かに、ライフスタイルとかけ離れたファッションは、格好よく見えないものです。
でも、アメリカントラッドでもイタリアントラッドでもブリティッシュトラッドでも何でもいいですけど、いわゆるコンサバスタイルなら、あまり深く趣味やら思想やらを考えなくていいと思いますよ。コンサバは、平凡な人のためのファッションですから。強いて言えば、ホワイトカラー(サラリーマン)向きの服ということぐらい。
もっとも、例えば滅多に高級レストランや高級ホテルに行かないのに、バカ高いジャケットを買うのはムダだと思います。その辺の判断は、必要ですな。
ライフスタイル云々を突き詰めだすと、「なぜ日本人なのに洋服を着ているんだろう」とか悩みだしたりする罠。「なぜ日本人なのに西洋音楽を聴いているんだろう」「なぜ日本車の車名は外国語なんだろう」「そもそも明治維新とは」…。
Saint Jamesの記事を更新しました
本日の更新は、以下の記事でございます。
バスクシャツブランドの代表格と言えば、セントジェームス。ピカソみたく、力を抜いて着こなしてみてください。
それでは。
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この記事へのコメント
ヤマ
k-d-hide
コンサバには確かに思想性はないかも知れませんね。
そこにあるのは「知識」と「規則」。
ひょっとしたら、洋服文化が未熟だった戦後日本で、コンサバを起源とするアイビーが爆発的に流行ったのも、そしてそのアイビーに取りつかれて抜け出せなくなってしまう人が多かったのも、アイビーが「規則」だてられていたが故でしょうかね。
そんなことまで詮索してしまうところが、自分がオタクたる所以かも(汗)。
たしかに「なんとなくカッコイイから」音楽を聴いている人は多いかもしれませんね。
自分の場合、尾崎をはじめとするメッセージ系ロックは共感できず、洋楽は歌詞が全く分からなかったせいで手を出さなかったんですが(英語は苦手で・・・)、そういう意味では「音楽のカッコよさ」を共有出来なかった人間かも知れません。
その意味では「青春時代の苦い思い出」は言いえて妙かも・・・。
blackwatch
ピカソが着ているシャツですよね。うーん、両方着ていた、というオチなんでしょうか。
ちなみに当ブログでは、Orcivalのイメージキャラクター(?)はシャルロットなので、ピカソ先生にはSaint Jamesを担当してもらっております。
k-d-hideさん、こんにちは。
向こうのブログは大盛況ですね、ちょっと羨ましい。なんちゃって。
アイビーが日本で流行ったのは、日本の若者が洋服に目覚めたときがちょうどアメリカの黄金時代(1950年代)だったのが大きな要因だと考えています。あと、マジメな雰囲気が日本人に受け入れやすかったのかな。
そうそう、k-d-hideさんはモッズやらパンクやらをアメトラと同列に考えていらっしゃる節がありますが、モッズやらは基本的に「不良のガキ」のファッションですので、そういうのは分けて考えたほうがいいと思いますよ(一方アメトラはホワイトカラーのファッション)。
ヤマ
タニ
アメリカにおいても、ハリウッドセレブとわれる人達もホワイトトラッシュといわれる人達もたいして変わらない格好をしていることもよくあります。
またアメリカントラッドはワスプに好まれそれ以外の人達が来ていると植民地的であるという見方もあります。
まあテキトーに着るのが一番ですよ。
blackwatch
ウチでいつかレペットを紹介するときには、パパ(セルジュ)をイメージキャラクターとして採用すると思いますよ。
タニさん、こんにちは。
植民地的というと、ブリティッシュなんかもそうなんですかね。何と言っても、大英帝国ですから。いずれにせよ、どの系統でもやりすぎてコスプレになるのは避けたいところ。
まあ私が言いたかったのは、すでに若くなくてこれまで服に興味のなかったような人なら、ロック系やらストリート系やらモード系やらのファッションは無視したほうがいいですよ、ということです(余計なお世話ですけど)。
シン
あちらのブログ、盛り上がってますね。また、コメントしてる人たちも言いたいこと言いまくって・・・(笑)自分たちで言ってることを、どれだけ実践できてるのやら・・・
あちらのブログの方は、悩まなくてもいいカッコがどんなカッコなのかを、まず知る過程にいらっしゃるのかもしれないですね。
悩まなくていいカッコが何なのかと悩む。時間はかかりますが、でもしょうがない。いきなりは無理ですよね。
服で死ぬわけじゃないですし。モッズでもロックでも着てみて、ああ俺これでいいのかと悩み、最終的に落ち着いたカッコに落ち着く、そんな旅路の途中。
時間をかけていけば、何を無視して何を取り入れればいいのか分かるのかも。
個人的には、トラッドな大人のカッコを基本にしつつも、さりげなく「ガキ」の文化を取り入れられる人は、柔軟に見えます。それだけでちょっとポイントアップ。(笑)あくまで個人的な嗜好でございますが・・・
blackwatch
まあ、どんな服を着るべきかという問題は、私も常に少しは悩んでいるわけでして…。
私だって将来、モードに走っているかもしれませんし、和服を着ているかもしれません。「なぜ日本人なのに洋服を着ているんだろう」という命題は、まんざら冗談でもないです(笑)。