
今日は、時計(腕時計、リストウォッチ)を集めてみました。《最終更新日: 2016年7月16日》
時計(腕時計、ウォッチ)
時計についてはいろいろウンチクが語られますが、今の時代はあまり堅苦しく考えなくていいのではないでしょうか。冠婚葬祭(フォーマル)用途以外であれば、自分の感性を信じて何を着けてもよいのでは。
ムーブメントがクォーツか機械式(自動巻き、手巻き)かについても、私はあまりこだわりはないなぁ。トゥールビヨンのような複雑な機構もそれはそれで魅力的ですけど、お洒落かどうかとは関係ないと思います(趣味の世界)。
時計(腕時計)の着こなし、着けこなし
着こなしについては昔ほど堅苦しく考える必要はないと思いますが、まあ守ったほうがよいと思う点をいくつか挙げます。
- ケース
金属(メタル)製のケースの時計なら、服装の他の部位(ベルトのバックルなど)の金属の色とそろえたいところ。ゴールド(金)ならゴールド、シルバー(銀)ならシルバー、という感じ。
でもまあ、努力目標かなぁという感も。金銀のコンビの時計なら、こういうことを考えないで済みますね。
- ブレスレット(ブレス、ベルト、ストラップ)
レザー(皮革)製ブレスレット(ブレス、ベルト、ストラップ)の時計なら、服装の他の部位(靴、ベルト)のレザーの色とそろえたいところ。ブラック(黒)ならブラック、ブラウン(茶)ならブラウン、という感じ。
ブルーやグレーのような特別な色のレザーのブレスレットなら、そろえる必要はないと思います。
金属製のブレスレットの時計については、上記のケースの考え方と同様です。
- 冠婚葬祭(フォーマル)
何ごともカジュアル化した昨今ですが、冠婚葬祭(フォーマル)時の着こなしくらいは少しは堅苦しく考えてもよいのでは。
フォーマル時の時計は、金属ケース(ゴールドまたはシルバー)にレザーブレスレット(ブラック)仕様のものが一番ふさわしいのです。いくら値段が高くても、ロレックスのメタルブレスのエクスプローラーみたいな時計はフォーマル向きとはいえません。
もっとも、フォーマルに一番適した時計は懐中時計のような気もしますが。ふさわしい腕時計を持っていなければ、腕時計を着けないという選択肢もあります。
Swatch(スウォッチ)

日本製クォーツ時計からシェアを奪い返すことを意図して開発されたというスウォッチ(Swatch)は、1983年に登場したスイスの時計ブランド。
昔は腕時計と言えば「高級品」「宝飾品」だったと思いますが、スウォッチの登場で大きく印象が変わった記憶があります。ポップな腕時計をお探しなら、今でもこのブランドは外せないと思いますよ。
Timex(タイメックス)

今やアメリカを代表する時計ブランドと言っていいタイメックス(Timex)は、1857年創業のアメリカの時計ブランド。
Camper(キャンパー)やSafari(サファリ)といった往年の名作は、カジュアルファンには見逃せません。高機能にこだわる人は、やっぱりIronman Triathlon(アイアンマン・トライアスロン)かな。
Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)のTimepieces(タイムピーシーズ)

ブルックス・ブラザーズ(Brooks Brothers)を別記事で大きく取り上げていますが、アメトラ(アメリカン・トラッド)の雄のブルックス・ブラザーズから腕時計のTimepieces(タイムピーシーズ)コレクションが出ました。
日本が誇るセイコーインスツル(Seiko Instruments、SII)とのコラボで、自動巻き仕様。ラウンド型とトノー(レクタングラー)型があり、クロノグラフはシースルーバック仕様です。
Open Heart(オープンハート)は、9時位置の小窓から機械式ムーブメントの動きを楽しめるモデルです。

































カジュアルラインのレッド・フリース(Red Fleece)からも時計が出ました。クラシックな航空時計から着想を得たそうで、スポーティーな仕上がりです。ケース外径は2種類ありまして、さらにクロノグラフも。アジア製でお手頃価格。
Smart Turnout(スマート・ターンアウト)
スマート・ターンアウト(Smart Turnout)は、スコットランド近衛連隊の大尉だったフィリップ・ターナー氏が創めた1992年誕生のイギリスブランド。制服系のトラッドスタイルを得意としています。
スマート・ターンアウトといえば、日本ではスポーティーなナイロンベルトを装備した腕時計が一番有名でしょう。もちろん、カーフベルトの腕時計も充実しています。ST-003は大きなリューズガードが印象的で、ナイロンストラップも付属。ムーブメントは日本製のクォーツ。









Citizen(シチズン)Club La Mer(クラブ・ラ・メール)

シチズン時計(Citizen Watch)は、1918年創業の日本の老舗時計ブランド。日本を代表する時計ブランドのひとつといえます。
クラブ・ラ・メール(Club La Mer)は、1984年に誕生したトラッドなライン。2016年に20年ぶりに復活したとのこと。ムーブメントは自動巻き。
ポート・カシス・オートマチック(Port Cassis Automatic)は日付表示付き、トラッド・オープン・ハート(Trad Open Heart)は小窓付きなのが特徴です。
この時計を見た第一印象は、色遣いはきれいなのだけど格好良いのか悪いのかよく分からないなぁと。でも、「80年代」というキーワードを聞いてピンと来ました。ビジネススーツに合わせてももちろん良いのですが、どちらかというとトラッドなカジュアルスタイルに合わせたい気分です。












ブルーが印象的なモデルが登場しました。セイリング・トラディション(Sailing Tradition)はレザーストラップ、ネイビー・ブルー・シリーズ(Navy Blue Series)はメタルブレスなのが特徴です。
Red Wing(レッド・ウィング)とTimex(タイメックス)のコラボ

レッド・ウィング(Red Wing)のワークシューズを別記事で大きく取り上げていますが、アメリカのタイメックスとコラボしました。
ストラップにレッド・ウィングが使用している皮革(レザー)を採用したWaterbury Red Wing Shoe Leather(ウォーターバリー・レッド・ウィング・シュー・レザー)コレクションです。
TW2P84600はケース直径38mm、TW2P84000は40mm、TW2P84300は42mmでクロノグラフ仕様。ムーブメントはクォーツで、デイト表示が付いています。クラシックな文字盤も渋いですね。タイメックスお得意のインディグロも付いています。





Hamilton(ハミルトン)


世界初のデジタル時計等革新的な時計を生み出してきたハミルトン(Hamilton)は、1892年創業のアメリカの時計ブランド。
Khaki(カーキ)のようなミリタリーウォッチが特に有名ですが、ドレッシーな時計もありますよ。あと、もちろんVentura(ベンチュラ、ヴェンチュラ)も。
Skagen(スカーゲン)

デンマークにある美しい漁村の名前がブランド名のスカーゲン(Skagen)は、1992年に誕生したデンマークの時計ブランド。
デザインはまさに無駄をそぎ落としたようにシンプルで、なんと言っても非常に薄いのが特徴。人気の高いブランドです。
Casio(カシオ計算機)のG-Shock(Gショック)

アイスホッケーのパック代わりにしても壊れなかったというカシオ計算機(Casio)のGショック(G-Shock)は、1983年に登場したとにかく高い堅牢性がウリのデジタル腕時計。
デザインは、まさに機能美というか「用の美」というか、そんな感じ。限定モデルも狙い目です。
他の記事も……


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関連記事
追記
- (2008年8月1日)記事を全面的に書き換え。
- (2009年9月8日)商品を追加、入れ替え。
- (2012年8月24日)2012年春夏最初の更新。
- (2014年2月3日)2013年度秋冬最初の更新。
- (2014年8月26日)2014年春夏最初の更新。
- (2015年4月6日)2015年春夏最初の更新。
- (2016年7月16日)2016年春夏最初の更新。
この記事へのコメント
コーサク
すみません、以下(引用)の件ですが、腕時計のケースがゴールドの場合、
そもそもバックルにゴールドが存在しないベルトもありますよね??
その場合は『仕方ない』ということになりますでしょうか・・・(笑
>金属(メタル)製のケースの時計なら、服装の他の部位(ベルトのバックルなど)の金属の色とそろえたいところ。ゴールド(金)ならゴールド、シルバー(銀)ならシルバー、という感じ。
blackwatch
ちょっと仰っている意味が取りにくいのですが、分かる範囲でお答えします。
確かにゴールドバックルのベルトはいまは扱いが少ないですね。こだわる人は、それでも頑張って探すんですよ。
(お直し屋さんなどに行って)バックルを付け替える手もあるにはありますが、交換するバックルをどうやって入手するかなどの問題があります。
コーサク
色々な店を廻ってますがゴールドバックルはなかなかありませんね・・・
ドレス寄りだったら、以前挙げて頂いたブルックスのがあるのですが、
今自分が使ってるようなWHCやアンダーソンズ、KTルイストンですと無いみたいですし。。
カジュアルだったら合わせてなくてもギリギリOKって訳にいかないでしょうか(笑)
あるいはもしblackwatchさんがゴールドバックルのものを知ってましたら教えて頂けませんでしょうかm()m
blackwatch
上の記事にも書いておりますが、金具の色合わせは努力目標という感が。あとはコーサクさんがどれだけこだわるかです。金具の色が合っていないから高級レストランの入場を断られるとか、そんな話はありません。
ゴールドバックルのベルトについては、安定的に入手できるブランドは残念ながら日本にはなかなかありませんね。見つけたときに即買いするしかないでしょう。
コーサク
はい、努力目標で頑張ります(笑)。まぁ、カジュアルの場合でタックアウトしてたら
見えないですしね(笑)。
WHCのこういったタイプもあるようですが、マイサイズは売り切れですし、店頭でも
見かけたことありません・・・。本国まで行くしかないのかもしませんね(笑)
http://item.rakuten.co.jp/eton/whn-b8665-g39/
blackwatch
昨今の流行を考えるともう少しゴールドバックルのベルトが増えてもよさそうなのですが、なかなか増えませんね。
でもまあ、金具の色合わせはお洒落の中でも「最終段階」に近い項目でしょうから、とりあえずは他のことに注力したほうがよいのかもしれません。