今日は、雑誌2nd(セカンド)を読んでみます。
2nd(セカンド)はライトニング(Lightning)増刊
2ndはライトニング(Lightning)増刊のファッション雑誌で、現在は月刊誌として刊行されているみたい。
ざっくり傾向を挙げますと、基本はアメカジで、ちょっとアメトラ(アメリカン・トラッド)を散りばめているかな、という感じ。アメカジと言ってもFree & Easy(フリー・アンド・イージー)ほどハードでもマニアックでもなく、もっと普通に着やすいスタイルですね。
今私の手許にあるのはVol. 05とVol. 06なのですが、ざっと見た感じ、この雑誌に向いているのは以下のいずれかに当てはまる人なのではないかと思いました。
- 若い人 (アメトラ系の服も "Take IVY" のような学生風が多い)
- 自由業の人、または自由業的精神のある人 (登場する人は長髪やボウズやピアスの人が多い)
- 趣味がアウトドアやバイクの人 (アメカジは実用的な服なのだ)
私は残念ながらいずれにも当てはまらないので、イマイチ楽しめないんだよなぁ(汗)。脱サラして郊外でバイクショップでも開店したら、この歳(30代中ごろ)でこんなアメカジ色の強いファッションも悪くないと思うのですけど。
もっとも、紹介されている服は堅実かつ確かなものばかりですので、特にお兄系やモード系に興味のない若い人には凄く勉強になると思います。もし私の学生時代にこの雑誌があったなら、狂喜乱舞(?)して読んでいたかも。
同じアメリカでも、もっと東海岸寄り、もっとアメトラ寄りの雑誌が出ないかなぁ。
その他雑記
- 最初の数号は本屋さんで見かけたのですが最近は見かけなくなっていたので、てっきり休刊になったのだと思っていました…。どうやら、近くの本屋で扱わなくなっただけみたい。
- Vol. 05には、黒谷友香が登場。何でも、ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)の大ファンだそうで。ラルフ好きな女優、最近は珍しい気がする。
- Free & Easyという雑誌は、「人はモテるためだけにお洒落をするのか?」という命題に対する強力な反証ですな。だってああいう格好、普通の人から見たら単に小汚いだけですから(汗)。エビちゃんOLには絶対にモテない。
それでは。
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この記事へのコメント
自分もセカンドを読んでます。
自分はまだ10代なのですが、雑誌に出てくるモデルやスナップの人が30代前後だったので自分にはまだ早い雑誌なのかな?と疑問に思いながら読んでました。
でも、記事内に「若い人には勉強になる」と書いてあるのでちょっと安心しました(笑)
ブラックスーツ
k-d-hide
でも、男性向けカジュアルファッション誌の中ではマトモな方ではあると思います。
○ンノンとかP○PE○Eとかと比べると遥かに実用的で、それゆえ「リアル」に感じます。
自分が「ファッション=ライフスタイルの表現」と考えたのも、この雑誌の影響が大きいです。
「モテ」「女子受け」という物に何となく抵抗感がある自分にとっては、2ndの提唱する「ライフスタイルと密接に結びついたカジュアルファッション」という概念は胸に落ちたのです。
メンクラがおかしな方向に行っている今、2ndはこの路線を貫き通して欲しいものです。
blackwatch
名無しさん(?)、こんにちは。
10代でもぜんぜん問題ないですよ。この雑誌は比較的幅広く対象年齢を考えているようで、中には明らかに学生向けの記事もありますし。
この雑誌を熟読して、周りのアホな格好をしている人(?)に差をつけてください。
ブラックスーツさん、こんにちは。
私も、すっかり保守的な人間になってしまったということですかね。紹介されているアイテムをひとつひとつ見ると納得するものが多いのですが、全体的に見るとイマイチ波長が合いません(汗)。
k-d-hideさん、こんにちは。
k-d-hideさんの仰る「マジメ」の定義がよく分からないのですが、この雑誌は十分「マジメ」だと思いますよ。記事の「文章」も最近のメンクラやMen's Ex等よりも遥かに落ち着いていて、好感が持てます。
何と言うか、「趣味」の違いと言うか(k-d-hideさんの仰る)「ライフスタイル」の違いなんでしょうな。例えば、クラシック音楽とジャズのどちらがマジメでどちらが正しいか、なんて考えるだけ無駄ですよね。そんな感じ。
この雑誌の服は本来はサラリーマン(ホワイトカラー)向きの服ではない思うのですが、現在はライフスタイルが多様化していますから、サラリーマンがこんな服を着るのもぜんぜんアリだと思いますよ。ただし、オヤジが着るのなら、ある程度見た目に「雰囲気」がないと若作りに見えるかも。
k-d-hide
どっちかというと「休日はエンジョイするぜ!」「街に出るぜ!」「山に登るぜ!」的な感じのスタイルですね。
遊び大好きな「”元”ヤンチャ坊主」っぽいスタイルと言うか。
あと、自分が2ndで気に入ってるのが巻末のスナップです。
みんな満面の笑みで「この人たちは”人生”を本当にエンジョイしてる人たちなんだろうなぁ」という感じが伝わってきます。
PO○EY○とかメ○ノ○とかのスナップのように、取り澄ました顔付きと奇妙キテレツな格好で「カッコつけんのに命賭けてます!」的なコンプレックスが全く感じないのが好感持てます。
そのへんも「リアル」ですね。
blackwatch
ああいうスタイルも、「社会人としての節度ある身嗜みスタイル」だと思いますけどねぇ。校則のある中学生じゃあるまいし(笑)。
そうそう、今のポパイのことはぜんぜん分かりませんが(というかポパイやメンノンは30代が読む雑誌じゃない)、1990年前後のポパイは結構2ndに似たところがあったかもしれません。当時のポパイは、「渋カジ」ブームを牽引していたように記憶しています。私も熟読していましたよ。
思ったのですが、k-d-hideさんはこれからいわゆる「ヘヴィー・デューティー」スタイルを目指してはいかがでしょう。確かに、k-d-hideさんには堅苦しい格好よりもラフな格好のほうがお似合いのように思いますし。2ndの中のアウトドア寄りの記事が、ある程度参考になりそう。
今の季節なら、霜降りグレーの無地Tシャツ(プリントTシャツを使わなくてもアメカジは可能)やBarbarianの半袖ラグビーシャツに、キャンプモカシンやBirkenstockのサンダル。秋冬にかけては、Sierra DesignsのマンパやCrescent、Canada Gooseのダウンジャケットにトレッキングブーツ。あと、Filsonの赤黒のマッキーノクルーザーがオススメ。
http://blackwatch.seesaa.net/article/9308738.html
東海岸のノリのほうが大人っぽくなると思うので、ドレスシャツはボタンダウンがいいと思います。ポロシャツは、ラルフ?
ライフスタイルが「アウトドア」ではなくていらっしゃるのかもしれませんが、似合う服を着るというのもそれはそれで大事だと思いますよ。
k-d-hide
今のPOPEYEは「エレカジ=エレガントカジュアル」と称して、モードスタイルに傾倒している感じです。
スタイリストの祐真朋樹氏の好みがモロに反映しているんでしょうねぇ。
自分的には、メンノンのスタイルとあまり見分けがつきません・・・(汗)。
>「ヘヴィー・デューティー」スタイルを目指してはいかがでしょう
実を言うと、自分もそういう格好の方が似合うのではないかと感じてはいたのです。
なにせガタイがデカイんで、スーツやジャケットみたいな繊細な服よりは、マンパやダウンジャケットやカウチンセーターみたいな、ラフで頑丈なカジュアル系の服装の方が合いそうな感じはしています(シャツなら、ブロードのワイドカラーよりは断然オックスフォードのボタンダウンの方が合いそう)。
ただ、実際にはアウトドア派ではない自分がそういう格好をしてもいいんだろうかという、変な罪悪感(大げさですか)も感じたり感じなかったり・・・。
いっそのこと、これを機に山や川に繰り出してみようかな。
そうだ・・・旅に出よう(論理の飛躍(笑)!
blackwatch
まあ、年に2回桜と紅葉を見るだけでも、趣味は「アウトドア」と言えるのでは(そうなのか?)。
シャツについては、いかにもアメカジ的なアメリカ中西部風のワークシャツやウエスタンシャツではなく、あえて東海岸風のボタンダウンを選ぶべきでは、ということを意図していました。知的で落ち着いた感じにしたいところ。
あとホントに余計なお世話なのですけど、ポパイやメンノンを読む暇があったら、何か他のものを読んだほうがいいんじゃないかと思ったり。御歳を考えると(汗)。