今日は、スピングル・ムーヴ(スピングル・ムーブ、Spingle Move)の靴(シューズ)、スニーカーを取り上げます。《最終更新日: 2016年7月21日》
Spingle Move(スピングル・ムーヴ、スピングル・ムーブ)
スピングル・ムーヴは、日本のスニーカーブランド。広島県府中市(備後、びんご)にて、マジメに生産されているとのこと。
ここのスニーカーは、アッパーとソールを圧着するバルカナイズ(バルカナイズド、ヴァルカナイズ、ヴァルカナイズド、加硫釜)製法でつくられています。伝統的な製法なのですが、現在アメリカ国内ではこの製法の靴はつくられていないようです。
はっきり言って日本の新参スニーカーブランドは付加価値の付け方がヘタだと思うのですが、その点スピングル・ムーヴは「キャラ」が立っていて成功しているといえるのでは? ガキっぽくないことも良いところ。
Spingle Biz(スピングル・ビズ、スピングルビズ)
スピングル・ムーヴのビジネス版といえるスピングル・ビズ(スピングルビズ、Spingle Biz)は、スニーカーとビジネスシューズの中間のような仕上がりを目指したライン。
クール・ビズを始めとしてビジネススタイルのカジュアル化が進む昨今、こういった靴の需要はこれから大きくなっていくのではないでしょうか。
まずは基本型
スピングル・ムーヴのスニーカーは種類が豊富ですが、まずはいかにもスピングル・ムーヴらしいデザインのものから。
SPM-101は、スピングル・ムーヴの記念すべき最初のモデル。こんな風にソールがまくれ上がっている(巻き上がっている)モデルが、ここのスニーカーの主力なのです。甲革(アッパー)は牛革の表革(スムースレザー)。
SPM-110は、柔らかくしなやかなカンガルーレザーを使用したスニーカー。おそらく一番人気があるモデルなのではないでしょうか。色展開も豊富です。
SPM-120は、パンチングレザーを使用したスニーカー。ちょっと大人っぽい仕上がり。
SPM-168は、横部分に3本線の入ったレザースニーカー。ヨーロッパの古いスニーカーのような味わいがあります。ソールが巻き込みはちょっと控えめ。
SPM-198も側面にアクセントカラーのストライプを配したモデルですが、こちらはカンガルー革を使用しています。
SPM-272は、SPM-198の側面のストライプを廃止したようなモデル。スタンスミスのような雰囲気があります。しっとりしたオイルドレザーを使用。
SPM-211は、ベルクロ(面ファスナー、マジックテープ)仕様のモデル。着脱の容易さに加え、その独特の風貌も魅力です。
ハイカットやミッドカットのスニーカー
ハイカットやミッドカットのスニーカーは、近年人気上昇中。コンサバな着こなしにも対応してくれますよ。
SPM-356は、ジッパー付きなのが大きな特徴。ジッパーで着脱が容易になり、微妙なフィット感は靴ヒモで調節できるという、イイトコ取りのスニーカーといえます。
SPM-442は、サイドゴアブーツ(チェルシーブーツ)のような形式のミッドカットスニーカー。これも着脱が容易なモデルといえます。
その他
その他のスピングル・ムーヴ(スピングル・ムーブ)のスニーカーは、こちら。
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追記
- (2008年2月2日)商品を追加、入れ替え。
- (2008年7月30日)商品を追加、入れ替え。
- (2008年10月21日)商品を追加、入れ替え。
- (2009年1月23日)商品を追加、入れ替え。
- (2009年8月27日)商品を追加、入れ替え。
- (2010年1月20日)2009年度秋冬最初の更新。
- (2010年7月24日)2010年春夏最初の更新。
- (2011年1月24日)2010年度秋冬最初の更新。
- (2011年8月5日)2011年春夏最初の更新。
- (2012年2月1日)2011年度秋冬最初の更新。
- (2012年7月20日)2012年春夏最初の更新。
- (2013年7月18日)2013年春夏最初の更新。
- (2014年2月21日)2013年度秋冬最初の更新。
- (2014年7月29日)2014年春夏最初の更新。
- (2016年7月21日)2016年春夏最初の更新。
この記事へのコメント
ヤマ
blackwatch
ローテクスニーカーは、先進的機能を搭載するわけにはいかないし(ハイテクになっちゃう)、昔のスニーカーのデザインを露骨にマネするわけにもいかないし(ボタンダウンシャツ等ならマネしても問題ないけど)、なかなかキャラ立てするのが難しい世界だと思います。
あとは、日本製を維持して欲しいところ。
ヤマ
呼び名はローテクとまでテクノロジーは低くないのでベーシックスニーカーでいいかなと。
k-d-hide
個人的に、コンバース・オールスターのデザインは好きなんですが、履くと確実に足を痛めるから手を出せないんですよね。
クラシックなキャンバススニーカーで、中敷がニューバランス並みの物を作れれば、老舗にも十分に対抗できそうですね。
日本のスニーカーでキャラが立ってるとなると、オニツカタイガーくらいですかね。
新参では無いですが。
blackwatch
逆に、最先端技術を駆使したスニーカーは、デザインがしやすいのではないかと思います。あの手の靴のデザインは、まず機能があってそれにデザインがついてくる、って感じでしょうから。服も同様かな。
k-d-hideさん、こんにちは。
デザインと機能のバランスが難しいのでしょうが、まだまだこの世界も新規参入の余地があるのかもしれません。
ヤマ
機能的というとアウトドアウェアがあげられますが、コラボなどを除くと単なるヘビーデューティからまだまだ脱け出てないような気がします。
k-d-hideさんのホームページは視点が面白いですね、これから拝見させていただきます。
ニューバランスはかつて1300というモデルをよくはいたものです。
ナイキも元をただせばアシックスの前身の鬼塚タイガーから技術提供をうけたことを考えれば、ブランド化戦略はアメリカは上手ですね。
blackwatch
服については、主に「本気」のスポーツウェアやらアウトドアウェアやらを想定していました。その手の最先端ウェアはすぐには日常着にはなり得ないでしょうが、何年か何十年か経ったら徐々に日常着として浸透してくるものもあると思います。
いずれにせよ思いつきなんで、あまり真剣には考えていないです(汗)。