今日は、ブルックリン・ミュージアム(Brooklyn Museum)の財布(サイフ、ウォレット)、革小物を取り上げます。
Brooklyn Museum(ブルックリン・ミュージアム)
ブルックリン・ミュージアムは、1979年創業の日本の皮革製品ブランド。
国内の皮革製品ブランドの中では、おそらく今一番勢いのあるブランドのひとつではないでしょうか? 良質な素材を使い堅実な技術でもって気の利いた製品を作ってくれています。
また、日本独自の素材を使った製品も作っていて、「単なる西洋のモノマネではないよ」という気概も感じさせてくれます。
とにかく丈夫、チェルケス(Tcherkess、フレンチカーフ)
まず紹介するのは、チェルケス(Tcherkess、フレンチカーフ)という革を使った革小物。チェルケスとは、フランスのデュ・プイ(Du Puy)社が生産する型押しのカーフのこと。*あの* 超有名高級ブランドも使用している革です。
コイツの特徴は、とにかく「傷が付かない」、「丈夫」、見た目の「高級感」も文句なし。しかも、「色展開が豊富」で「発色が綺麗」。
Cavourは、小銭入れ付きの2つ折り財布。私が現在使用しているのも、この財布です…。
Drekeは、長財布です。
小銭入れ(コインケース、コインパース)は2種類ありまして、Lenaはマチが大きく広がるのが特徴、Wellingtonは2室に分かれているのが特徴です。
財布をコンパクトに纏めたい方は、マネークリップ(札バサミ)はいかがでしょう? Louvreなら、札以外にカード2枚程度なら収納できます。
こんな楽しいマネークリップもあります。色展開が豊富なこともあり、プレゼントにも最適?
その他、チェルケス(フレンチカーフ)を使用した革小物が各種あります。
- カードケース(名刺入れ)のSaint、Boston、Lexington
- パスケース(定期入れ、定期券入れ)のCurie
- キーホルダーのHassler
- ペンケース(筆箱、筆入れ)のLancy、Magellan
- 手帳カバーのDirect、General、Manage、Chief
- IDカードケースストラップのSavini、Maine
- 携帯ストラップ(携帯電話ストラップ)のLord、Jolly
- 靴べら(シューホーン)のDante
- マウスパッドのMennini
- 各種iPodケース
参考までに、これが私の持っている財布。色はグレー。どんな服にもたいてい合います。
ちょうど1年くらい使ったときの写真ですけど、キズもなくピンピンしております。手入れらしい手入れは、ほとんどしていないんですけどね。あれから2年くらい使っていますが、ぜんぜんヘタっていません。
ドイツのワインハイム(Weinheim)
靴好きの方なら、ドイツの名門タンナーであるカール・フロイデンベルグ(Carl Freudenberg)社をご存知の方も多いと思いますが、残念ながらここは数年前に皮革部門を閉鎖してしまいました。
で、その皮革部門を引き継いだのが、ワインハイム(Weinheim)社だそうです。
こちらは、そのワインハイム社の革を使用した革小物。BEYES(バイズ)さんに問い合わせてみたところ、チェルケス(フレンチカーフ)よりも弾力性があり、発色は「しっとり」しているとのこと(チェルケスは鮮やかな発色)。こちらも注目だなぁ。
近年は会社でIDカードを首からぶら下げている方も多いと思いますが、味気ないケースやストラップを使っているのでは? ワインハイムのものならグッと垢抜けるでしょう。グラスストラップ(眼鏡用のストラップ)も粋!
イタリアのブッテーロ(Buttero)
こちらは、イタリアはワルピエ(Walpier Conceria SNC)社製の高級皮革ブッテーロ(Buttero)を使った革小物。
上のチェルケス等がよくも悪くも経年劣化がないのに比べて、ブッテーロは使い込むと「味」が出ると思います。どちらも発色が素晴らしい点は共通しているかな。
特に、マネークリップの形に注目! これは日本ならではの素晴らしいデザインだと思います。グー・チョキ・パーで1組。
Paleatroは、トレーです。
何と柿渋染め!
こちらは、何とヌメ革に柿渋染めを施した革小物。メチャクチャ渋い仕上がりになっていますね!
これは日本ならでは。使い込むのが楽しくなりそう。
Mayfairは小銭入れなしのいわゆる純札、Baraccaはホック付きの財布、Majesticは名刺入れ、Beaklyはカードや小銭も収納できるマネークリップです。
今度は藍染め!
またまたブルックリン・ミュージアムがやってくれました。今度は藍染め! この美しい藍色を見てください。
ステッチがイエローなのも、ヴィンテージのジーンズみたいで堪らんですわ。
Waveは、ジッパー(ファスナー)仕様の財布です。
鉄渋も出ました
鉄渋は、なめし工程の段階で鉄を使用した皮革。何とも渋い風合い…。こんな革を作ろうと思うのは、おそらくブルックリン・ミュージアムだけでしょうな。
私の次の財布候補は、これかな。
ベジタンレザー(ベジタブル)
ベジタンレザー(ベジタブルタンニンレザー)は、植物性のタンニンを使って鞣し加工を施したレザー。ブルックリン・ミュージアムのベジタンレザーはヤマトという特別な皮革を使っており、革の中心まで染料が染み込んでいるとのこと。
いかにも「自然」という感じの、優しい色合いが魅力。BEYES(バイズ)さんのところにあります。
コードヴァン(コードバン)
コードヴァン(コードバン、馬のお尻の革)は、オールデン(Alden)等の高級靴で有名な頑強で鈍い輝き素晴らしいレザー。色展開が豊富なのが、素晴らしい。
Windsorは定期入れ付きの財布、Kensingtonは縦型の純札、Johnは名刺入れです。ヌメ革とコンビになったもののあります。
クロコダイル(ワニ革)
ブルックリン・ミュージアムのクロコダイル(ワニ革)は、最近よく見かける型押しではありませんよ。ホンモノです。
エキゾチックレザーの革小物は、センス良く使えば粋なものです。
鞄や服もあります
ブルックリンは財布やベルト等の革小物だけでなく、鞄やジャケット、シャツ等にも力を入れています。別記事で大特集していますので、そちらも併せてどうぞ。
他の記事も…
財布を集めた記事がありますので、まずはそちらをご覧ください。
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なお、もし今日の記事の商品等がうまく表示されないようでしたら、「快適にご覧いただくために…」の記事の内容を確認してみてくださいね。ノートン先生が何かしているかも…。
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追記
- (2005年12月16日)商品を追加。
- (2006年3月12日)商品を追加。
- (2006年7月1日)商品を追加。
- (2007年2月2日)商品を追加。
- (2008年1月7日)商品を追加。
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