雑誌GQを表紙で振り返る(1950年代~1960年代)

バタク・ハウスカット(Batak House Cut)のケーリー・グラントモデルのスーツ: 北北西に進路を取れ

アメリカの男性向けファッション雑誌であるGQが、今年で創刊50周年を迎えたそうな(1957年創刊)。創刊時からの表紙を全部見られるアーカイブがありましたので、今日はそちらをご紹介。

日本にもGQ Japanという雑誌がありますけど、あれは本家とはほとんど別物だと思います。復活前のGQ Japanは、それなりに本家の記事を反映させていたと記憶していますが。

1950年代~1960年代

GQ JAPAN 2007年 12月号
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トム・ブラウン(Thom Browne)も語っていたように、アメトラ(アメリカン・トラッド)の全盛期は1950年代~1960年代前半くらいでしょう。まさに、この時代。

1962年のジョン・F・ケネディアメリカ35代大統領は、お馴染みの2つボタンスーツ。死後の1992年にも登場しています。

ミスター・アメトラと呼びたい1962年と1964年に登場のケーリー・グラントケイリー・グラント。スーツ姿とウエスタンシャツ姿です。

ケーリー・グラントは、1986年にも登場しています。彼はこの年に亡くなりましたので、貴重な最晩年の写真。眼鏡が素敵。

甘い生活
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イタリアの名優マルチェロ・マストロヤンニは、1964年と1986年に登場。彼の映画で好きなのは(そんなに見てないですけど)、『8 1/2』と『ひまわり』(ヘンリー・マンシーニのテーマ曲が大好き)かなぁ。

ミュージカル界の大スターであるフレッド・アステアも、1964年に登場。この人も洒落者として有名で、新品のスーツをわざと壁に何回もたたきつけて味を出してから着たという伝説も。

ヘンリー・フォード2世は、フォード・モーター創設者であるヘンリー・フォードの孫。なかなか端正な着こなしをする人だと思いました。

十二人の怒れる男
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ヘンリー・フォンダと言えば、『十二人の怒れる男』が印象に残っています。この時代は、細いネクタイが多いですね。

初代ジェームズ・ボンドショーン・コネリーは、1966年と1989年に登場。1966年の着こなしは、はっきり言ってビミョーかなぁ(汗)。

武器よさらば』等で知られる俳優ロック・ハドソン。1985年にエイズで亡くなったことでも話題になりました。

アラビアのロレンス
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アラビアのロレンス』での好演が印象的だったオマー・シャリフ。この映画は、何回観ても面白い。1968年の彼は、チェックジャケットの着こなしのお手本?

…というわけで、1970年代以降はまたいつか。

Lands' Endのジャケットの記事を更新しました

Lands' End 2B Cashmere Blazer

本日の更新は、以下の記事でございます。

今季のランズエンドは、ウール系のジャケットにも力を入れていますね。ブリティッシュカントリー風のものもあり。

それでは。

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