雑誌GQを表紙で振り返る(1980年代)

アメリカの男性向けファッション雑誌であるGQ表紙を振り返る企画の続き、今日はその3回目。

1980年代

さあ、1980年代。そろそろ、ファッションが私の記憶に残っている時代です。

1980年代のファッションの大きな特徴は、ルーズフィットであること。1960年代~1970年代にかけては比較的タイトフィットの時代でしたから、その違いは明らか。1980年代末に近づくにつれて、その傾向は顕著になっていきます。

1980年代のシャツは、1970年代とは対照的に襟が小さくなりました。ネクタイのノット(結び目)も、小さめです。

彼の好きそうなツイード系のジャケットを着た俳優・映画監督のウッディ・アレン。シャツと併せて、ラルフ・ローレンでしょうか?

マジック・ジョンソンは、1980年代プレッピー的なネイビージャケットの着こなし。

ジャケットはシングルブレストならたいてい2つボタンで、肩パッドは厚め(ドロップショルダー)、Vゾーンは深め、ゴージライン(上襟と下襟の合流点)は低め。股上深めの2プリーツのパンツを合わせます。

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80年代と言えば、ダブルブレストのスーツ。今見ても私が格好いいと思えるものをご紹介。

俳優のブルース・ウィリス、メジャーリーガーのオジー・スミス、そして「エアー」ことマイケル・ジョーダン。特に、黒人選手2名が格好いい。靴はどんなのを履いているんだろう。

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こちらは、より80年代的ないわゆる「ソフトスーツ」っぽいスーツ、ジャケット。俳優のコービン・バーンセンと、当時のジェームズ・ボンドであるティモシー・ダルトン。大きなドット(水玉)のネクタイも、当時の流行。

髪があるころ(汗)のアンドレ・アガシは、よくも悪くも80年代的ソフトスーツの着こなしの典型かな(ただ、袖が短いのが不思議。当時は長めが多かったはず)。小さめで芯のないペラペラの襟のシャツにも注目。

俳優ケヴィン・クラインは、あのフィービー・ケイツのダンナなんだ…。

ツイード系のジャケットにボウタイ(蝶ネクタイ)という、(シルエットはともかく)まるで今季のラルフ・ローレンみたいな着こなしです。

俳優トム・ハンクスのチェックの2つボタンスーツの着こなしは、悪くないです。80年代のネクタイと言えば、この手の幾何学模様(?)のプリントタイ。

ターミネーター
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人工的な色合いのスポーティーなファッションも、この時代くらいから市民権を得たように思います。アーノルド・シュワルツネッガーは、現在カリフォルニア州知事ですね。

俳優のハリソン・フォードケビン・コスナー。この手の明るく軽いポップな色合いは、今また新鮮なんじゃないですか?

ウォール街
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俳優のチャーリー・シーンビリー・クリスタル。当時は、ドレスシャツやポロシャツはもちろん、Tシャツやセーター(!)だってタックインしていました。ルーズシルエットの着こなしをウエストで引き締める、という感じ。

…というわけで、この企画もうちょっと続きます。80年代のファッションも、今見るとそんなに悪くないと思いましたよ。

Dannerの記事を更新しました

Danner Classic Loafer

本日の更新は、以下の記事でございます。

ダナーと言えば、今話題のトレッキングブーツの代表格。でも、他にもいろいろな種類の靴を作っているんですよ。紹介しきれない…。

それでは。

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