今日は、エディー・バウアー(Eddie Bauer)のダウンジャケット、ダウンベスト(ダウンヴェスト)を取り上げます。《最終更新日: 2012年1月19日》
Eddie Bauer(エディー・バウアー)
エディー・バウアーは、1920年創業のアメリカのアウトドアウェアブランド。このブログではおなじみですね。
今日はここのダウンウェアを紹介するのですが、実は「アメリカで初のダウンウェアをつくり、特許を取得した」のが、このエディー・バウアーなのだそう。1936年に誕生したスカイライナー(Skyliner)が、そのダウンウェア。
というわけで、ダウンウェアの老舗中の老舗といえるエディー・バウアーのダウンウェアは、とても種類が豊富です。お値段も、実はかなーりお手頃……。
そうそう、以前紹介した『絵本アイビーボーイ図鑑』にも、エディー・バウアーのダウンウェアが紹介されていますよ。こちらは、1966年のエディー・バウアーのカタログです。
ダウンジャケット
「クラシックダウンジャケット」は、典型的なデザインのダウンジャケット。生地はナイロンで、襟裏の色遣いがアクセントです。550フィルパワー。
「エッセンシャルダウンジャケット」も基本的なダウンジャケットで、こちらは生地がよりしなやかなポリエステル。着丈はクラシックダウンジャケットよりもちょい短めです。「エッセンシャルダウンパーカー」はフード付きで、着丈はちょっと長めです。550フィルパワー。
「EB650フィルパワーリバーシブルダウンジャケット」は、リバーシブル仕様のダウンジャケット。両面ともしっかり使える仕上がりだと思います。生地は表面はナイロン、裏面はポリエステル。
「EB650フィルパワーダウンスタジアムコート」は、着丈がたっぷり長いダウンコート。温かさは文句なしで、スポーツ観戦などで心強い見方になってくれるでしょう。
「マウンテンパーカー(マイクロダウンライニング付き)」は、マウンテンパーカー(パーカ)型のダウンジャケット。内側に細長くキルトステッチが施された内蔵しています。生地はコットンナイロンで、550フィルパワー。
「サバーバンダウンダッフルコート」は、普通のダッフルコートとはちょっと違う気がしますが、上品な雰囲気のダウンコート。生地はポリエステルナイロンで、650フィルパワー。
「650フィルパワーヘビーゾーンミリタリーダウンパーカー」は、要するにフライトジャケットN-3B型ですね。生地はナイロンで、ファーは着脱可能です。
「エディートレンチコート」は、着脱可能なダウンライナーが付いたステンカラーコート(バルマカーンコート、バルマカンコート、バルカラーコート)。幅広い気候に対応できるステンカラーコートといえます。生地はコットンポリエステル。
ダウンベスト(ダウンヴェスト)
「エッセンシャルダウンベスト」は、典型的なデザインのダウンベスト。生地はポリエステルで、550フィルパワーです。
「ハイメサダウンベスト」は、肩部分に牛革のヨーク(切り替え)を付けたダウンベスト。ウエスタン気分を盛り上げます。生地は撥水加工とワックスコーティングを施したコットン。
900フィルパワー
ダウンジャケットはフィルパワーの数値が大きいほど基本的には温かくなり、エディー・バウアーの普通のダウンジャケットは650フィルパワーのものが主力です。「900フィルパワー」シリーズはエディー・バウアーで最高峰の温かさを誇るダウンジャケットです。
「EB900フィルパワーシェブロンキルトダウンパーカー」と「EB900フィルパワーシェブロンキルトダウンベスト」は、少しスポーティーなデザインのダウンジャケットとダウンベスト。生地はナイロンで、フードは着脱可能です。
WeatherEdge(ウェザーエッジ)
ウェザーエッジ(WeatherEdge)とは、エディー・バウアーが開発した防風性を保ちながら通気性に優れた素材。ゴアテックスほど高性能ではないとのことですが(店員さん談)、その分お値段控えめ! 街着なら十分でしょう。
「ウェザーエッジダウンストームコート」は、650フィルパワーのダウンを内蔵したウェザーエッジのコート。コンサバなデザインで、スーツにも合わせていいんじゃない? 生地はナイロンで、フードは着脱可能。
「ノーススロープオールパーパスダウンジャケット」は、ミリタリー風のデザインが魅力のダウンジャケット。生地はコットンナイロンで、600フィルパワー。
First Ascent(ファーストアセント)
エディー・バウアーから、新しいラインのFirst Ascent(ファーストアセント)が登場しました。エディー・バウアーの原点に返ったような、本格的なアウトドアウェアがそろっています。
Skyliner(スカイライナー)、Kara Koram Parka(カラコラム・パーカー)、……
ダウンジャケットはダウンの元祖的ブランドですので、歴史的な名作が数多くあります。
スカイライナー(Skyliner)、カラコラム・パーカー(Kara Koram Parka)などを別記事にまとめていますので、そちらも併せてご覧ください。
クラシック派、ビンテージ派の人なら、これは見逃せないでしょう。
他の記事も……
ダウンジャケットやダウンベストをまとめた記事がありますので、まずはそちらをご覧ください。「タグ / Eddie-Bauer」をご覧になると、当ブログのエディー・バウアーに関する全記事を網羅できます。
なお、もし今日の記事の商品などがうまく表示されないようでしたら、「快適にご覧いただくために……」の記事の内容を確認してみてくださいね。ノートン先生が何かしているかも……。
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追記
- (2005年12月2日)商品を追加、入れ替え。
- (2006年1月15日)商品を追加、入れ替え。
- (2006年1月28日)商品を追加。
- (2006年2月1日)商品を追加、入れ替え。
- (2006年10月30日)2006年度秋冬度最初の更新。
- (2006年12月1日)商品を追加。
- (2007年10月22日)2007年度秋冬度最初の更新。
- (2007年11月26日)商品を追加。
- (2008年1月29日)商品を追加、入れ替え。
- (2008年12月9日)2008年度秋冬度最初の更新。
- (2009年12月14日)2009年度秋冬度最初の更新。
- (2011年1月17日)2010年度秋冬度最初の更新。
- (2012年1月19日)2011年度秋冬度最初の更新。
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この記事へのコメント
k-d-hide
ちょっとロッキーマウンテンっぽい感じで、しかもロッキーマウンテンの半額以下という所が素晴らしい(笑)!
気になっているのは、リバーシブルの赤と、シアトルスエードのダークグリーンですね。
どっちがいいだろう・・・。
blackwatch
貧乏性の私は、ついついリバーシブルを選んでしまう…(汗)。と言いつつ、一般にリバーシブルものは結局片面しか着なかったりもするのですが。