アレン・エドモンズ(Allen Edmonds)の靴(革靴)を別記事で大きく取り上げていますが、今日は気になる商品をご紹介。
アレン・エドモンズは、1922年創業のアメリカはウィスコンシン州の靴ブランド。現在のアメリカの2大ドレスシューズブランドといえば、オールデン(Alden)とここでしょう(会社の規模はアレンのほうがずっと大きいのですけど)。
Randolph(ランドルフ)は、サドル部分がコバまでつながっているいわゆるフルストラップ(フルサドル)ローファー。ふつうのペニーローファーよりも大人っぽい雰囲気になります。グッドイヤーウェルト製法で革底(レザーソール)仕様。アメリカ製。
木型(ラスト)は79番(旧9番)。ふつうのペニーローファー用の木型ほどノーズは短くありませんが、ドレスシューズの木型にしては爪先は丸め。511番(旧1番)や97番(旧7番)の木型と同じサイズでよさそうな気がします(個人差があります)。
甲革(アッパー)は、カーフに加えてアレンお得意のシェル・コードバン(シェル・コードヴァン)も。フルストラップローファーといえばオールデンが有名ですが、Randolphは爪先丸めでよりカジュアルで若々しい仕上がりといえます。
アレン・エドモンズのペニーローファーといえば、マッケイ系のものは傑作が多かったのですが、グッドイヤーウェルト系のものは正直言ってこれまでパッとしなかった感はあります。しかし、このRandolphはなかなか「キャラ」が立っていて良いなと。似た靴が思いつかないのですよね。
ふつうのペニーローファーよりは大人っぽくて、タッセルローファーよりはカジュアルという点では、ジェイエム・ウエストン(J.M. Weston)の180が思いつきましたが、だいぶ違うなと。そうそう、Randolphの爪先は180よりも低めです。
私もRandolphを入手していますが、widthをいつもよりも細めにしたら履き慣らしに苦労しています……。ちょっと気になったのが、履き口周辺の革がかなり柔らかいこと。履き心地の柔らかさを狙っているのかなぁ。
ちなみにRandolphは、代理店経由では輸入されていないように思います。アメリカから個人輸入するか、直輸入しているお店で買うしかありませんね。直輸入しているお店だと、妙に高い値付けのものもあるような。
なお、ローファーなどのスリッポン靴を集めた記事がありますので、そちらも併せてご覧ください。前回のアレン・エドモンズの記事はこちら。
それでは。
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