今日は、ブリューワー(Breuer)のネクタイ(タイ)を取り上げます。《最終更新日: 2019年5月4日》
Breuer(ブリューワー)
ブリューワーは、1892年創業のフランスのネクタイブランド。オーストリア(オーストリア=ハンガリー帝国)のウィーンで創業し、その後ベルギーに移り、そして1951年にフランスに移ったとのこと。
フランスブランドですが、ここのネクタイは意外にアメトラ(アメリカン・トラッド)的な感覚のものが多いと思います。当ブログの服との相性も良いでしょう。近年のブリューワーのネクタイの大剣幅は8cmから8.5cmくらいが主流。もちろん素材はシルク(絹)が中心です。
現在は、イタリア製のものが主のようです。ネクタイ以外のアイテムも増えてきました。2008年の北京オリンピックでは、フランス代表のユニフォームも手がけたそうな。
シルク(絹)コットン(綿)地
シルクとコットン(綿)混紡地のネクタイは、生地の張りと清潔感が特徴。起毛感のないスーツやジャケットと相性が良いでしょう。
ブリューワーのネクタイは、個人的にはストライプタイ(レジメンタルタイ)の印象が強いのです。ヨーロッパのブランドですけど、右下がり(逆「ノ」の字)のアメリカ式のストライプが中心なのが面白い。私もずいぶん前に買ったここのストライプタイを今も愛用していますよ。
こちらの小紋柄のネクタイは、かすれた色出しが印象的。柄の大きさは2種類あります。
ソリッド(無地)タイにもいろいろありますが、この素材でバスケット織りですとマットな風合いになるのが特徴です。
シルク(絹)リネン(麻)地
シルクとリネン(麻)の混紡地のネクタイは、乾いた風合いが特徴。春夏物のスーツやジャケットにどうぞ。
こちらは、お得意のアメリカ式ストライプタイです。
花柄のネクタイも、ここまで小さな柄ならクセがなくふつうに着こなせます。
基本中の基本である紺地のドット(水玉)タイも、リネン混のマットな風合いならひと味違う雰囲気が出ます。
リネン(麻)100%地
リネン100%地のネクタイは、カジュアル感やリゾート感が強く出ます。
マドラスチェック柄は夏のリゾート感があふれ、そして千鳥格子(ハウンドトゥース)柄は個性的な雰囲気を漂わせています。
シルク(絹)地
基本のシルク100%地のネクタイ、こちらは無地系のネクタイに分類できるのでしょうが、色と織り方で個性を出しています。
ポケットチーフ
ブリューワーは他のネクタイと同様、ポケットチーフもつくっています。
こちらは、リネン100%地のポケットチーフ。素材も柄もカジュアル感があふれています。やや大きめの40cm四方くらい。
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追記
- (2018年1月14日)2017年度秋冬最初の更新。
- (2018年5月20日)2018年春夏最初の更新。
- (2019年5月4日)2019年春夏最初の更新。
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