本日は、ネットで話題になっていたこの記事。
どうやら世間では、いわゆるボディバッグはダサい、ということになっているようです。
少なくとも一部のイタリアっぽいデザインのものは今っぽくないと思いますので、まあ気持ちは分かります。ただ冷静に考えると、そこまで嫌われる要素はない感も。普及したのはたぶん今世紀初頭くらいからでしょうから、歴史が浅い点は不安材料といえるでしょうね。
参考: “body bag”
当ブログではしばしば言及している小ネタですが、英語で “body bag” だと「遺体収納袋」という意味になってしまいます。
“sling bag”もしくは “crossbody bag” が「ボディバッグ」に近い鞄に相当すると思います。
男性用の定番カジュアル鞄の考察
閑話休題。
それでは男性用のカジュアル鞄として何を選べはよいのか……。実はこれは難しい問題でして、結論から述べますと、絶対的な定番鞄はありません。そもそも休日の男性は手ぶらが基本だったのです。
例えばブレザーにウールパンツ、ボタンダウンシャツという着こなしは、まあそれなりに普遍的だと思いますが、これに合わせる鞄が難しい。仕事用ならブリーフケース一択でしょうけど、カジュアル用だと絶対的な鞄はないのかなと。
いやいや、ハンティングバッグやデイパックの定番があるじゃないの、という声が聞こえてきそうですが、あれらは本来はアウトドアなどの特殊用途用の鞄でして、街着に合わせるのは「ハズシ」なのです。
鞄に合う服を着るか、あるいは流行の後押しが必要になる鞄だと思います。今はアウトドア系の服の人気が高いのでバックパック類は合わせやすいのですが、流行が変わるとどうなるか……(00年代のことを思い出してみましょう)。
トートバッグは意外に歴史が浅い
こういう話題ではL.L.ビーンのトートバッグがよく候補として挙がりますが、あれも元はアウトドア用の鞄ですからねぇ。
そもそもトートバッグ自体が、街着に合わせる男性用鞄として定着したのは前世紀末ごろだったと思います。意外に歴史は浅い。欧米だといまだに男性用鞄だとみなしていない人もいそうです。
参考までに、1980年に刊行された『絵本アイビーボーイ図鑑』には、トートバッグは登場していないはずです。
月並みな結論
それではどういう鞄を持てばいいのか。月並みな結論で恐縮ですが、流行や気分に合わせて適当に選ぶ、しかないと思います……。
ちなみに私は、トートバッグを持っていることが多いのです。もっとも、トートバッグといってもいろいろありまして、いつの時代も絶対安心な鞄、というのは思いつきませんねぇ。
それでは。
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