L・L・ビーン(エルエルビーン、L.L.Bean)を別記事で大きく取り上げていますが、今日は気になる商品をご紹介。
L・L・ビーンは、1912年創業のアメリカはメイン州のアウトドア用品ブランド。ビーンブーツやトートバッグなどが特に評価の高いブランドです。
オリジナル・フィールド・コートは、1924年に登場したハンティングコート。いまではアメリカ製ではありませんが、これもL・L・ビーンの看板商品です。ハンティング用らしく肩にはパッチが付いていて、フラップを兼ねた二重の腰ポケットが特徴的。腕の付け根はアクションプリーツ仕様で、運動量を確保しています。
生地は、コットン(綿)100%の耐水加工をした丈夫なキャンバス。襟や袖先の裏にはコーデュロイ(コール天)をあしらっています。そして裏地にはチェック柄のコットンフランネル地を採用。軽くはありませんがそこそこの防寒性もあります。
米国フィットの商品ですので、全体的に大きめのつくり。着丈が長めなので、背の高い人のほうが似合いやすいかもしれません。
裏地に着脱可能なウールナイロン地のライナー付きのものもありまして、見た目はほとんど変わりませんが防寒性がより優れています。
オリジナル・フィールド・コート誕生100周年を記念して、1924フィールド・コートが登場しました。イギリスの名門ブリティッシュ・ミラレーン(British Millerain)社のワックスコットン地を使用しているのが最大の特徴。ワックスといってもベタベタはしておらず、洗濯機で洗える手の掛からない生地です。裏地はコットンフランネル(ネル)。
これも米国フィットですがつくりはそれほど大きくなく、着丈もそれほど長くありません。
ビーンズ・フィールド・コート、インサレーテッドは日本企画の商品で、軽く暖かな中綿が入っていることが特徴。身幅はゆったりめです。生地はコットンポリエステルナイロン。
どうやら最近はバーン・コート(Barn Coat)やバーン・ジャケット(Barn Jacket)と呼ばれるコートが注目されているようでして、L・L・ビーンの商品もその中のひとつに入れてよいでしょう。野暮ったさを楽しみたい。
なお、フィールドジャケットやハンティングジャケットを集めた記事がありますので、そちらも併せてご覧ください。前回のL・L・ビーンの記事はこちら。
それでは。
人気Blogランキングなるものに参加することにしました。ご協力よろしくお願いいたします……。
←この記事が面白かった方は、ランキングのバナーをクリック!
この記事へのコメント