今日はローライズ、つまり極端に股上の浅いパンツについて取り上げます。こちらの記事は女性服についてですが、男性服についても同様の傾向になるでしょう。
ローライズパンツというと、直近では90年代(1990年代)から00年代(2000年代)にかけて流行しました。その源流は70年代(1970年代)でしょう。近年は股上の深いパンツが主流ですが、そろそろ変化する時期なのでしょうか(以下は10年前の記事)。
ローライズまで行くとクラシックな服好きの人にはあまり関係ないパンツでしょうが、股上が浅くなるという傾向についてはクラシック趣味の人にとっても無縁ではいられないのでは。
そうそう、パンツの股上が浅くなると、ベルトの幅も太くなっていくと思われます。その組み合わせのほうが相性が良いはずなので。以下の例は、ロバート・プラントは70年代、カイリー・ミノーグは2002年の着こなし。まあこれらは極端な例ですけど。
- 20 Amazing Photographs of Robert Plant in Flares and Skin Tight Jeans in the 1970s ~ Vintage Everyday
- Kylie Minogue - Come Into My World (Official Video) [Full HD Remastered] - YouTube
さて、ついでに気になる今後のパンツのその他の傾向について考えてみますと、やはり90年代の傾向を復習しておく価値がありそうです。過去とまったく同じにはならないでしょうが、似た傾向になる可能性は高いと思われます。
- 股上が浅くなる
90年代だと、大人向けパンツはそこまで浅くなかったはず。00年代に一段と浅くなりました。
ちなみに一般論として、股上の浅いパンツは若者のほうが似合いやすいはずです。ローライズまで行くと中高年男性には似合いにくいでしょう。
- プリーツ入りパンツの人気低下
ビジネススーツはまだプリーツ(タック)入りが主流でしたが、カジュアルパンツでは徐々に流行から外れました。私の場合、90年代に入ってからはビジネススーツ以外でプリーツ入りのパンツを穿くことはなかったはずです(80年代は穿いていた)。当時の私が若かったという要因もあるでしょう。
ちなみに私はアメトラ(アメリカン・トラッド)派(?)ですので、いまもプリーツ入りパンツをほとんど穿いていないのですが。
- 極端なテーパードは下火
極端なテーパードパンツは80年代(1980年代)の流行ですね(B系はさておき)。
- フレアパンツ(ベルボトム、ブーツカット)が復活
70年代以来の復活はしましたが、90年代には大人の男性はまだあまり穿いていなかったように思います。大人が穿くようになるのは00年代。
- 太さはいろいろ
00年代はスリム一色になりましたが、90年代はまだ太いパンツも人気がありました。裾幅もいろいろで、なんとなく90年代前半は広め、後半は狭めの傾向があったような。
デニムについては、裾幅の細いジーンズはオタクっぽく見えた記憶があります。
大雑把にまとめると、クラシックな要素が薄れる傾向といえます。流行は先取りするのが望ましいという考えもありますが、こういう傾向ですとクラシック趣味の人が積極的に先取りする気にはなりにくいだろうなと。
とりあえずは、少なくとも股上については当面本気で対応する必要ないと私は思います。大人のパンツにおいて股上が顕著に浅くなるのはまだまだ先なのでは。少なくとも私は当面気にしません。
こんな記事を書いておいて恐縮ですが、将来の流行を気にしすぎると、着る服がなくなってしまいます。まずは今の感覚を大事にすべきでしょう。そうしないと何より楽しくありませんし(マッチポンプみたいな記事になってしまいました)。
それでは。
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