先日までパリやミラノなどで2022年春夏コレクションが行われていました。アメリカのヴォーグ(Vogue)誌が注目点をまとめています。
今季は、観客を入れた本格的なランウェイショーの形式で行われたブランドが多くなったようです。
以下に簡単に内容を紹介しますが、逐語訳ではなくほとんど私自身の感想です。正確な内容は元の記事を参照してください。元の記事を見ないと写真がないので分かりにくいと思います。
- Suits Are Getting Shorter
-
スーツだけどショーツ(ショートパンツ)を合わせる。カジュアル感のある仕立てなので父ちゃん坊や(?)には見えません。悪くないのですけどなかなか実行できないのは、特に日本ですと夏は暑いのでジャケットを着るのが面倒になるという理由もありそう。
- Herbal Remedies
パステルカラー。間違いなく美しい色合いですけど、オジサンになると難しくなる色合いでもあります。
- Skin Is In
露出度の高い着こなし。街中で上半身裸なのはどうかと思いますが、へそ出しルックくらいならなんとか。お腹を冷やさないように気を付けましょう。
- Kinetic Knits
-
凝った柄のセーター類。往年のビートたけしみたいな。Tシャツなどのカットソーですとこういう柄でもふつうですけど、セーターだからこそ価値があるのです。
- Skirts and Skorts Are Here to Stay
男のスカート。モードではよく提案されるようになったスカートですが、デザイン次第ではあまり違和感はありません。ところで、欧米ではいわゆる「ストレート」の男性がどのくらい穿いているのか興味があります。
- Simple Singlets Replace Tees
タンクトップ。そういえば、近年はタンクトップ姿の男性をあまり見かけなくなった気がします。80年代(1980年代)くらいだともっといたような。もちろんもっとむかしですと、『裸の大将』みたいな人がたくさんいましたが。
- Pants Must Pool
裾が長めのパンツ。ここで紹介されているのはほとんどがワイドパンツですね。ドレープ(ひだ)が美しい。長らく短丈パンツの人気が続きましたが、そろそろこういうパンツにも目を慣らしておいたほうがよさそうです。ただ、ドレス寄りの着こなしだとなかなか難しいなと(スニーカーのほうがやりやすい)。
- Total Camp-Shirt Domination
キャンプシャツというのは基本的には開襟シャツのはずなのですが、ここで挙がっているシャツのなかにはそうでないものもあるような。それはさておき、開襟シャツは近年人気のシャツで、取り立てて新しい傾向ではないでしょう。
――このなかですと、特にパンツの丈が気になりますね。90年代(1990年代)から00年代(2000年代)前半くらいまでは丈の長いパンツがふつうだったはずなのですが、その手のパンツの着こなし方をすっかり忘れてしまった感があります……。
昨季の記事は、こちら。
それでは。
人気Blogランキングなるものに参加することにしました。ご協力よろしくお願いいたします……。
←この記事が面白かった方は、ランキングのバナーをクリック!

この記事へのコメント